KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」

2024.07.04

「ふなっしー」なバスが走る。

D70755.jpg

船橋新京成バス 2741号車
2024.6.27/津田沼駅

▲2023年11月に導入された船橋新京成バス2741号車(いすゞエルガミオ、2KG-LR290J5)。車両番号とかけて「ふなっしー」の特別仕様車として走っている
D70781.jpg

船橋新京成バス 2741号車
2024.6.27/津田沼駅

▲うしろ側

船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年11月に船橋新京成バスが習志野営業所に2741号車を導入するにあたり、その車両番号にかけて「ふなっしー」とコラボレーション。同社で実施している会社設立20周年記念企画の第4弾として、沿線地域の活性化を目的に「ふなっしー号」としたものである。

「ふなっしー号」がすごいのは、やはりその見た目のインパクトだ。側面はもちろんのこと、前面から見ても後面から見ても普通のバスでないことは明らか。めちゃくちゃ目立つ1台である。これは、通常ラッピングが行われない前面においても「ふなっしー」の装飾がしてあるためだが、これを実現するにあたり、2741号車ではまず車体全体を従来の船橋新京成バスのホワイトとピンクのカラーリングではなく、淡い黄色と水色の「ふなっしー」カラーで塗装している。

その上で、側面と後面については「ふなっしー」とその愉快な仲間たちをラッピング。前面については、ラッピングではなくバスマスクを用いて「ふなっしー」の顔を表現した。塗装とラッピング、バスマスクを巧みに使い分けて、どこから見ても「ふなっしー」と分かる車両に仕上げられた。

そして、2741という車両番号も注目のポイント。もちろんこれは「ふなっしー」の語呂合わせだが、事前の情報がなければ「ふなっしー号」だから粋な計らいか何かで2741号車にしたものと勘違いしてしまうところであろう。

船橋新京成バスでは、習志野営業所に導入している中型車に対して2700番台を付番している。その中で、2741号車は、2004年に導入した2701号車から数えて41台目に導入された車両ということを意味している。すなわち、「ふなっしー号」だから2741号車ではなく、2741号車だから「ふなっしー号」というわけなのだ。習志野営業所の中型車でなければ、2741号車で「ふなっしー号」はなし得なかったのである。

また、船橋新京成バスでは車両番号に合わせた希望ナンバーを取得しているため、ナンバープレートも「船橋210あ2741」となっている。船橋新京成バスと「ふなっしー」が相思相愛でなければ、ここまで突き抜けた特別仕様のバスは登場しなかったことであろう。実に気合の入った1台だ。

関連記事

2024.07.30

千葉内陸バス1125号車 「バードヒル池花」カラーの日野レインボーHR

団地専用カラーの終焉。千葉内陸バス1125号車は、2003年に導入された日野レインボーHR(KK-HR1JKEE)である。カラーリングが白と緑の千葉内陸バスの標準塗装ではなく、四街道市の住宅地...

千葉内陸バス1125号車 「バードヒル池花」カラーの日野レインボーHR

2023.12.18

船橋新京成バス1302号車 レトロバス車両「青バス」

船橋新京成バスの20周年記念で「青バス」が復活! 会社設立から20周年を迎える船橋新京成バスでは、8月上旬よりレトロバス車両「青バス」の運行を開始した。「青バス」とは、新京成バスが新京成電鉄...

船橋新京成バス1302号車 レトロバス車両「青バス」

2023.09.29

ちばレインボーバス312号車 ワンロマ仕様のいすゞエルガ

あなたのワンロマ車はどこから・・・? 千葉ニュータウンを中心に営業を行うちばレインボーバス。車両は自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からやってきた経年の移籍車が多数在籍しており、本社...

ちばレインボーバス312号車 ワンロマ仕様のいすゞエルガ

2023.05.16

ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン

リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車に...

ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン

2021.09.20

京成バス0313号車 カモメカラーのエアロミディME

カモメが八千代にやってきた。京成バス0313号車は習志野出張所に所属する三菱ふそうエアロミディME、7mの小型車(PA-ME17DF、2007年式)である。最大の特徴はその見た目。青い車体に...

京成バス0313号車 カモメカラーのエアロミディME

最新記事

2026.11.05

北総7300形 すっぴん7318編成現わる

すっぴんな北総7300形が出現! 10月20日、北総7300形7318編成が八千代台〜宗吾参道で重要部検査出場に伴う試運転を行った。この試運転で特筆すべきは、通常は車体に巻かれている帯のフィルム...

北総7300形 すっぴん7318編成現わる

2026.10.31

京成3200形 松戸線で運用開始

京成松戸線に3200形が登場。今年度に3200形42両の新造を計画している京成電鉄だが、8月〜10月にかけて3220編成と3236編成が導入された。いずれも6両編成で、3220編成は3220...

  • 京成
  • タグはありません
京成3200形 松戸線で運用開始

2026.10.25

伊予鉄道 2026年初夏 2 - 郊外線の主力3000系

6月に松山を訪れた際に、伊予鉄道の郊外電車を巡ってみた。その2は3000系。松山市を中心に路線網を展開する伊予鉄道の郊外線。現在、郊外線の主力として走るのが3000系である。2009年度から...

伊予鉄道 2026年初夏 2 - 郊外線の主力3000系

2026.10.20

千葉シーサイドバス路線図 2026年10月1日版

当Webサイトでは、2025年7月に「千葉シーサイドバス路線図 2025年7月1日版」を公開していたところであるが、本稿において約1年3ヶ月ぶりとなる改訂版を発行する。千葉シーサイドバスは10月...

千葉シーサイドバス路線図 2026年10月1日版

2026.10.15

京成8800形 4色カラーで迎えたデビュー40周年の日常

今年でデビューから40周年を迎えた京成8800形は、いま京成で最もアツい車両のひとつだ。廃車により数を減らしているものの、新京成合併前に新京成が残したジェントルピンク色と2種類のリバイバルカラー...

京成8800形 4色カラーで迎えたデビュー40周年の日常