2024.04.20
当Webサイトでは、2023年3月の「千葉シーサイドバス路線図 2023年3月1日版」と題する記事にて千葉シーサイドバスの路線図を公開していたところであるが、約1年ぶりに改訂版を発行する。千葉シーサイドバスでは4月1日に路線の改廃を含むダイヤ改正を実施。今回の改訂版路線図ではそれを盛り込んだ。

千葉シーサイドバス 2768号車
2024.4.6/海浜幕張駅
ダイヤ改正についてはバス運転者の改善基準告示1)(いわゆる「2024年問題」)に対応したものを実施したとみられ、全体的に減便となっている。便数が最も大きく減ったのは、長作町・花島公園方面のうち長作町〜花島公園の区間。利用状況に合わせる格好で朝と夕方〜夜を中心に花島公園まで行かない長作町折返し便が多数設定された。一時期は全便が花島公園まで運行されていた時期もあったが、少しずつ揺り戻しが起きている。
また、平日朝に1.5往復のみ設定のあった[221]日立製作所折返し便にもメスが入り、こちらは全廃。実籾駅・八千代台駅方面は平日夕方に走る[211]八千代台駅行とその折返し[223]日立製作所経由JR幕張駅行のみ、それぞれ片道ずつの運行となる。
◆ ◆ ◆
以下、路線図。今回の版における改訂点は次のとおりである。
- [221]JR幕張駅〜日立製作所の運行取り止め
- [237]ZOZOマリンスタジアム〜長作町を新設
- JR幕張駅北口駅前広場乗入れに対応(※2023年8月1日実施)
- その他の修正

- 1)正式名称は「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(厚生労働大臣告示)。働き方改革の一環として、拘束時間や休息時間の見直しが行われている。
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