2007.11.21
京成線では12月2日にダイヤ修正を行う。さっそく京成時刻表を入手したので、変更点をチェックしておこう。
1.平日17H関連
京急車で運行される平日17Hだが、717Hを特急佐倉行(京成線内快速)に変更、以下1016H(快速羽田空港行)→1217H((飛)快特佐倉行)→1416H((飛)快速羽田空港行)→・・・ という具合に京成線を2往復する運用となる。
- 現行717Hと861Kを泉岳寺で交換する形で717Hを佐倉まで延長、これによって、横浜・横須賀方面からの特急佐倉行が登場した。
- 17Hは佐倉でそのまま折り返してゆく運用となるため、佐倉以東への入線が消滅。
- 現行917Hは969Kとなる。したがって、京急車の快速成田行が消滅、宗吾参堂以東の乗入れが無くなる。917H改め969Kは引き続き快速成田行として設定され、この時間帯の不可解な成田行は残存する。
2.平日朝の成田方面からの快特
768Kが快特羽田空港行に変更される。
- 上記1.に関して、717Hと861Kを泉岳寺で交換することにより、現行916H~917Hが京成車のスジとなる。現行916Hは泉岳寺で768Kと接続しているが、この768Kと916Hをつなげて羽田空港行としたものが修正後の768Kになる。
- 修正後の768Kは泉岳寺で961Kと接続。
3.平日朝の北総特急
626N・716T・732N・704T・820Tの5本。全て特急西馬込行。印旛日本医大629発が都営車から北総車に置き換わって、北総車2本・都営車3本という体制に。
- 現行626Nを三崎口行にし、これを都営車で運転させるための措置のようで、01Tと27Nを交換する格好になっている。
- 結果、現行626Nが600Tに、600Tが626Nとなって北総車の特急が1本増となった。
- 現行626Nは印西牧の原始発であったが、修正後の600Tは501T(西馬込発印旛日本医大行)の折り返しのため、印旛日本医大始発となる。印旛日本医大始発が1本増加している。
- 600Tは、高砂から現行642Tを踏襲する。642Tは普通西馬込行となる。
4.平日夕方~夜間ラッシュ時間帯の京成方面へ行く都営車
1601T・1705T・1809T。全て特急成田行。運行番号に変更があるものの、その他は変更なし。
5.平日夕方の押上線増発
西馬込1820発の押上行が青砥行になることに関して。
- 押上線増発分の青砥行は1867H。
- 現行での67Hが1638~1909の間、高砂検車区で待機することを解消するもので、・・・→1467H→1766H(普通西馬込行)→1867H(普通青砥行)→1966H→・・・となる。これにより、京急車の普通西馬込行が復活する。
6.土休日京成車4・6連の変更点
本線の普通列車の6連統一がアナウンスされていたが、これに伴い4・6連の一部に変更が生じている。
◆ ◆ ◆
ここらへんで力尽きたので、この記事ではここまで。大きな変更はないものの、細かいレベルでスジを振り替えたりしている点が多々見受けられた。そのため、見かけ上は時刻に変化が無い場合でも、車両運用に変化がある場合が多いと思われる。
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