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四直珍列車研究 128 - 土休日 1872K

2023.08.30

京成車の新鎌ヶ谷行が登場。

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京成3000形 3042編成
2023.7.15/印西牧の原

▲2022年11月ダイヤ改正で初登場した京成車の普通新鎌ヶ谷行。土休日に1本のみ見られる珍列車となっている
  • [土休日]1872K 普通新鎌ヶ谷
  • 始発:印西牧の原1832 → 終着:新鎌ヶ谷1847
  • ダイヤ:2022.11.26改正
  • 備考:

2022年5月に会社創立50周年を迎えた北総鉄道。この年、北総鉄道では創立50周年を記念したさまざまなイベントを行ったほか、10月には累積赤字の解消を背景とした運賃値下げを実施。同社にとって長年の懸案事項だった高額運賃問題がひとつの区切りを迎えた。列車の運行面では、2月ダイヤ改正で新鎌ヶ谷から先の千葉ニュータウン区間内のみを走る区間列車が21年ぶりに復活。北総にとって2022年は創立50周年という節目以上の、メモリアルな1年になった。

千葉ニュータウン内の移動促進を目的に設定された区間列車は、同年11月ダイヤ改正で早くも増発。土休日ダイヤにおいて10往復分の列車が追加され、平日6往復、土休日12往復の陣容となった。その中で登場したのが表題の土休日1872K普通新鎌ヶ谷行である。それまで定期列車の新鎌ヶ谷行は北総車か都営車だったので、土休日に1本のみながら、初めて京成車の新鎌ヶ谷行が見られることとなった。

京成車の新鎌ヶ谷行は、10時過ぎに印旛車両基地に一時入庫する73K運行を活用する格好で設定されている。73K運行はもともと印西牧の原18時40分発普通羽田空港行として再出庫していたが、これを8分早めた上で新鎌ヶ谷行とした。新鎌ヶ谷到着後は折返し印旛日本医大行となり、その後は旧75K運行のスジに乗る形で羽田空港へ、折返しで京成高砂まで走って入庫となる。

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京成3000形 行先表示「普通新鎌ヶ谷」(側面)
2023.7.15/**

▲京成3000形の普通新鎌ヶ谷表示。表示は北総車と同一である

普通新鎌ヶ谷行のLED表示は京成車と北総車で共通だが、やはり赤と青の帯をまとった京成車の新鎌ヶ谷行は北総車のそれとは一味違った雰囲気を見せている。残り1本となっている3400形ももちろん充当することが可能で、その場合は方向幕の新鎌ヶ谷表示が見られる。

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