KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

京成3200形 3208編成と3216編成が登場

2025.12.21

京成3200形3208編成と3216編成が登場。

D76838.jpg

京成3200形 3208編成
2025.11.21/勝田台〜志津

▲11月に登場した今年度導入分の3200形。3208編成が同月下旬に、3216編成が12月中旬よりそれぞれ営業運転を開始した

京成電鉄では、2025年度の新造車として3200形3208編成と3216編成を導入した。いずれも6両編成で、3208編成は3208-3207+3212-3211-3210-3209、3216編成は3216-3215-3214-3213+3218-3217となっている。3208編成は11月21日の506レより、3216編成は12月12日の724レよりそれぞれ営業運転を開始した。

3208編成が日本車両製であるほか、3216編成が3200形として初めてとなる総合車両製作所(J-TREC)製となっている。特筆すべきは輸送経路で、3208編成は日本車両から北総鉄道印旛車両基地まで輸送の後、北総線を、3216編成は製造元の総合車両製作所(金沢八景)から京急線、都営浅草線をそれぞれ自走して宗吾車両基地まで回送された。昨年度にデビューを飾った3204編成は京成線内のみで運用しているため、3208編成と3216編成の新車回送が3200形としての他社線直通列車の第1号となった。

昨年度導入の車両と比べて大きな仕様の変更はない模様だが、先頭車の運客仕切りの客室側上部に貫通路に関する表示灯が設置されるなどの細かい違いが存在している(3208編成は準備工事済)。

A36274.jpg

京成3200形 非常時表示灯
2025.12.20/**

▲今年度の新造車より設置されている貫通扉の非常時表示灯
A36270.jpg

京成3200形 非常時表示灯
2025.12.17/**

▲昨年度導入の3204編成はご覧のような状態

なお、京成は2026年度3月期中間期決算説明1)において、中期経営計画「D2プラン」期間中(2025年度〜2027年度)に3200形を88両導入することを明らかにしている。今年度の12両を差し引くと、残りは76両。来年度以降、今年度以上にまとまった数の車両が新たに登場する見込みである。

運転開始までのスケジュール
  • 3212編成(日本車両製)
    11月2〜3日:日本車両(豊川)から越谷貨物ターミナルまで輸送
    11月5〜7日:越谷貨物ターミナルから北総鉄道印旛車両基地まで陸送
    11月13日:印西牧の原から宗吾参道に回送(41K運行、北総線・京成本線経由)
    11月19日:八千代台〜東成田間にて試運転(S51、S53運行)※S51運行は6両編成、S53運行は4両編成
    11月21日:506レより営業運転開始
  • 3216編成(総合車両製作所(J-TREC)製)
    12月3日:総合車両製作所(金沢八景)から宗吾参道に回送(21K運行)
    12月8日:八千代台〜東成田間にて試運転(S51、S53運行)※S51運行は6両編成、S53運行は4両編成
    12月12日:724レより営業運転開始
  • 京成
  • タグはありません

関連記事

2025.09.10

京成線 まだまだ頑張る3600形

1982年に営業運転を開始した3600形。2016年度より廃車が始まり、現在では3668編成と3688編成の2編成を残すのみとなっているが、3668編成は2025年8月に、3688編成は...

京成線 まだまだ頑張る3600形

2025.05.24

京成電鉄「2025年度 鉄道事業設備投資計画」を読む

今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも22日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。また、21日には中期経営計画...

京成電鉄「2025年度 鉄道事業設備投資計画」を読む

2025.04.15

京成グループ 車両の動き(2024年度)

京成グループにおける2024年度の車両の動きをまとめてみよう。2024年度の車両の動きの目玉は、やはり3100形以来6年ぶりの新型車両となる3200形が登場したことであろう。今年度は日本車両製の...

  • 京成
  • タグはありません
京成グループ 車両の動き(2024年度)

2025.03.28

京成3500形 3556編成など6両が営業運転終了

京成3500形に廃車が発生。新型車両3200形の導入に伴い、3500形に廃車が発生している。廃車となったのは、3556〜3553と3552、3551で、導入された3200形と同数となる6両...

  • 京成
  • タグはありません
京成3500形 3556編成など6両が営業運転終了

2025.03.23

京成3200形 営業運転開始

まさに「令和の赤電」。2月22日、京成電鉄の新型車両3200形デビューした。2024年度導入分の6両が、3204+06-05という編成を組んで6両編成として運用に入っている。遅ればせながら...

京成3200形 営業運転開始

最新記事

2026.10.31

京成3200形 松戸線で運用開始

京成松戸線に3200形が登場。今年度に3200形42両の新造を計画している京成電鉄だが、8月〜10月にかけて3220編成と3236編成が導入された。いずれも6両編成で、3220編成は3220...

  • 京成
  • タグはありません
京成3200形 松戸線で運用開始

2026.10.25

伊予鉄道 2026年初夏 2 - 郊外線の主力3000系

6月に松山を訪れた際に、伊予鉄道の郊外電車を巡ってみた。その2は3000系。松山市を中心に路線網を展開する伊予鉄道の郊外線。現在、郊外線の主力として走るのが3000系である。2009年度から...

伊予鉄道 2026年初夏 2 - 郊外線の主力3000系

2026.10.20

千葉シーサイドバス路線図 2026年10月1日版

当Webサイトでは、2025年7月に「千葉シーサイドバス路線図 2025年7月1日版」を公開していたところであるが、本稿において約1年3ヶ月ぶりとなる改訂版を発行する。千葉シーサイドバスは10月...

千葉シーサイドバス路線図 2026年10月1日版

2026.10.15

京成8800形 4色カラーで迎えたデビュー40周年の日常

今年でデビューから40周年を迎えた京成8800形は、いま京成で最もアツい車両のひとつだ。廃車により数を減らしているものの、新京成合併前に新京成が残したジェントルピンク色と2種類のリバイバルカラー...

京成8800形 4色カラーで迎えたデビュー40周年の日常

2026.10.09

北総7800形 「松代うさぎ×白井まきのコラボレーション@鉄道むすめ」ヘッドマーク

松代うさぎと白井まきののコラボレーションが実現! 北総鉄道では、9月24日より「松代うさぎ×白井まきのコラボレーション@鉄道むすめ」ヘッドマークの掲出を行っている。ともに会社名に「北」を冠する...

北総7800形 「松代うさぎ×白井まきのコラボレーション@鉄道むすめ」ヘッドマーク