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都営浅草線 日中時間帯に押上発着の列車を増発

2026.01.06

都営浅草線、日中時間帯に西馬込〜押上を走る列車を増発。

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都営5500形 5504編成
2025.12.23/西馬込

▲2025年12月ダイヤ改正で日中時間帯に登場した西馬込発押上行。80分に1本の頻度で運転される

都営浅草線では、2025年12月ダイヤ改正において、日中時間帯に西馬込〜押上を走る列車の増発を実施した。この列車がどういったものなのか、見てみよう。

増発列車の走り方

まずは、増発列車の走り方について見てみよう。以下の通りとなっている。

  • 日中時間帯、80分に1本設定(80分毎に運転)
  • 泉岳寺でエアポート快特に接続
  • 北行(押上行)は泉岳寺→押上でエアポート快特の直後を走行
  • 南行(西馬込行)は押上→泉岳寺でエアポート快特の直前を走行
  • 押上は2番線発着
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1231Tレ 時刻表

▲北行、押上行の時刻表。泉岳寺でエアポート快特に接続し、同駅よりエアポート快特の後を追う。時刻表上では終点の押上でエアポート快特に追いつくように見えるが、実際には僅差で追いつかない(京成時刻表Vol.34より抜粋)
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1330Tレ 時刻表

▲南行、西馬込行の時刻表。泉岳寺までエアポート快特の前を走り、同駅でエアポート快特と接続してから西馬込に向かう(同上)
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都営5500形 5526編成
2025.12.17/押 上

▲押上では南行の2番線で折返し。約25分の折返し時間があるが、1番線と列車が並ぶ場面では、不慣れな観光客がどちらの列車に乗ったらよいか混乱するひと幕も

増発列車は80分に1本の頻度で設定され、平日は4往復分、土休日は6.5往復分が運転される。押上行は泉岳寺→押上でエアポート快特の後を、西馬込行は押上→泉岳寺でエアポート快特の前をそれぞれ走行。泉岳寺でエアポート快特と接続するのが大きな特徴となっている。

押上での折返しは南行ホームの2番線で行われる。この際、押上より先に行く利用者は押上までこの列車に乗車してしまうと後続列車への乗換えが不便になるため、1つ手前の本所吾妻橋で乗換えるよう案内が入る。

都営浅草線内の増発であることから、運用は都営車が中心となる。土休日の午前中に1往復のみ北総車の運用(931N〜1030N)があるほかは、全て都営車で運転される。

混雑緩和のための増発?

さて、この増発列車の設定意図だが、単純に混雑緩和のための増発であるものと考えられる。通常、エアポート快特の前後を走る各駅停車の列車間隔は10分だが、北総線直通列車の京成高砂での停車調整して12分間隔を作り出し、その部分に増発列車を挿入させている。その上で、泉岳寺でエアポート快特に接続し、エアポート快特の前後を走らせることで、エアポート快特が通過する駅の利用を救済する役割も担わせている。

一方、80分間隔での設定となっているのはよくわからないところ。日中時間帯の都営浅草線は、エアポート快特を軸とした40分サイクルのダイヤが組まれている。とすれば、増発列車も40分間隔で運転したほうがしっくりくるような・・・?

この点については、ダイヤ上ではスジが挿入可能に見えても車両運用や乗務員のやりくりなどの制約などさまざまな事情によって80分間隔にせざるを得なかった可能性があるほか、そもそも増発は80分間隔で十分とされた可能性も否定できない。真相は中の人のみぞ知る・・・。

歴史的な増発列車

いずれにせよ言えるのは、この増発列車が実は都営浅草線のダイヤ史上、画期的な列車ということである。同線泉岳寺〜押上における日中時間帯のダイヤは、1964年10月ダイヤ改正より20分あたり4本の列車を運転する20分サイクルを基本としてきた。それは1998年11月ダイヤ改正でのエアポート快特運転開始時より40分サイクルとなるが、40分で8本という列車の本数は変わっていない。

その中で、今回の列車増発により80分で17本の運転となり、日中時間帯において初めて20分あたり4本の壁を超えることとなった。地味な増発かもしれないが、都営浅草線としては大きなダイヤ改正だった。

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