2010.03.17
久々となった静岡鉄道撮影行、もちろんゴツいスカートが目当てじゃございません。
今回の撮影行の真の目的は、前面のカラーフィルムを剥がして走っているリバイバル編成。車両は検査入場間近となっている1007編成が対象となっており、側面戸袋部の広告も剥がして、製造直後の状態を彷彿とさせる状態となっている。前回の記事でも記したように、静鉄では保安装置の更新に伴って車両にスカートの設置が進んでいるが、スカートがついた後にリバイバルをやったとしても、その再現度合いは低くなってしまう。よって、今回のオリジナルの姿は、事実上最後のオリジナル状態になると思われる。車両の見てくれが大きく変わる前にリバイバルを行うという、静岡鉄道の粋な計らいである。
Web上で情報を拾ってみると、静鉄の1000形は1985年にはカラーフィルム(現在のものとは色が異なる)が貼り付けられたということであるから、今回のステンレスだけの状態は実に25年ぶりということになる。塗装をリバイバルしたついでに、新静岡~新清水間を走っていたという急行電車もぜひリバイバルして欲しいなぁ(現在のダイヤでは無理難題)と思っていたのだが、その矢先に・・・(次回へ続く)
メモ - 2010年3月10日現在の車両状況
1001編成:「Coca-Cola zero」ラッピング
1002編成:「午後の紅茶」ラッピング◆
1003編成:ノーマル
1004編成:「Coca-Cola」ラッピング
1005編成:「しずてつカードLuLuCa」ラッピング(II)◆
1006編成:ノーマル◆
1007編成:リバイバル
1008編成:検査入場中◆
1009編成:ノーマル◆
1010編成:「しずてつカードLuLuCa」ラッピング◆
1011編成:ノーマル+青帯◆
1012編成:「静銀joyca」ラッピング◆
◆・・・保安装置更新(i-ATS化)+スカート設置
- ツイート
- #
- 静岡鉄道
- リバイバルカラー
おすすめの記事
2024.07.20
四直珍列車研究 134 - 平日 1681K
京成車の特急泉岳寺行が登場。平日1681Kレは、京成車で運転される特急泉岳寺行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車となっている。京成車の泉岳寺行は都営浅草線西馬込始発のものは数多く...
2024.07.15
京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)
空とあなたと夏詣。京急電鉄では、6月末より「京急夏詣キャンペーン2024」の実施に合わせて、「京急夏詣号」の運転を行っている。「夏詣」キャンペーンは同社が2019年度より毎年実施しているもので...
2024.07.10
都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える
都営浅草線の自動放送どうするの問題を考える。列車内における案内として重要なアナウンス。アナウンスでは列車の種別行先や次駅の案内が行われるが、昨今では自動放送が主流となっており、車掌が自らの肉声で...
2024.07.04
船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」
「ふなっしー」なバスが走る。船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年...
2024.06.30
北総車の京急線内特急運転が復活
約19年ぶりに復活した北総車の京急線内特急運転を見る。京急線に大きな変化をもたらした2022年11月ダイヤ改正。京急自ら「23年ぶりの大改正」としたこのダイヤ改正では、特に日中時間帯の運行...