2012.01.03
今年で京急線の箱根駅伝対応もいよいよ見納め。これで、来年から1月3日は家でのんびりできるぞおぉぉ!!
京急電鉄では、1月3日に開催された第87回箱根駅伝の復路に合わせて、駅伝のコース上に存在する空港線・京急蒲田(空)第1踏切における駅伝ランナーの通過時間確保および列車の円滑な運行を目的とする運用変更を行なった。その内容は昨年のものをほぼ踏襲しているが、横浜方面のエアポート急行に関連する運用変更に少し変化が見られた。
まずは都営線からの京急蒲田行を見てみよう。都営線からの列車の運用変更の内容は昨年と同一なので詳細は昨年の記事を参照していただくとして、充当された編成は以下のとおりである。
- 07K:3053編成
- 15T:5312編成
- 23N:7318編成
- 11K:3052編成
- 35N:7808編成
- 71K:3848編成
続いて横浜方面のエアポート急行に関する運用変更である。昨年は33Dと35D、37Dの3本がエアポート急行京急蒲田行なる列車となりそのまま品川まで回送、空港線内ピストン列車用の車両を別途用意していたが、今年はエアポート急行を通常通り羽田空港まで走らせ、その充当車(3Dと5D、7Dの3本)が空港線内ピストン列車になるようにした。なお、この3本は羽田空港国内線ターミナルでの折返しの際、運番をそれぞれ91Dと93D、95Dに変更、空港線内ピストン列車終了後は新町検車区に回送となっている。この3本に充当した編成は以下のとおり。
- 3D→91D:2011編成
- 5D→93D:2031編成
- 7D→95D:653編成+656編成
また、前述のように3Dと5D、7Dの3本が空港線内ピストン列車となり、本来の3Dと5D、7Dがいなくなってしまうため、これを補うために新町検車区から8連3本(91Dと93D、95D)を送り込んで、京急蒲田からエアポート急行新逗子行に充当させた。91Dと93D、95Dは品川まで回送、折返しの際にそれぞれ3Dと5D、7Dとなっている。このため、この日に限り1202DXと1204DX、1306Dは品川始発(営業運転は京急蒲田から)となった。この3本に充当した編成は以下のとおり。
- 91D→3D:1065編成
- 93D→5D:1017編成
- 95D→7D:1461編成+1481編成
結果的に、3Dと5D、7Dの充当車が運用途中で入れ替わったことになる。
◆ ◆ ◆
京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗で、2012年中の下り線高架化が予定されているため、毎年恒例となっていた駅伝対応の運用変更は(高架化工事が予定通り進めば)今回で終了となる。これで来年から1月3日は自宅でゆっくりとできる・・・という方も多いのではなかろうか。
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