2013.08.29
都営新宿線の8連運用、その4は京王多摩センター行である。
京王多摩センターもまた、車庫所在駅ではないが、一部の列車で設定されている行先である。京王相模原線の輸送量の関係で橋本まで行かずに京王多摩センター止としており、この中には都営車の京王多摩センター行もある。現行ダイヤにおける都営車8連の京王多摩センター行は、平日朝に設定されている2本のみで、かなりの少数派。いずれも都営新宿線内は各停、新宿から急行となる列車となっており、数少ない都営車8連の急行列車でもある。
それ以前は、土休日の早朝に快速京王多摩センター行というのがあった。桜上水を出庫して本八幡まで走った車両が折返し充当するもので、桜上水出庫ということもあって充当車の特定が容易な列車であった。
「京王多摩センター」は、10-000形の行先表示に入っている行先の中では最長の8文字。方向幕では「京王」の2文字を縦書きに、LEDでは「京王」と「センター」の部分を小さくして表示するなど、見やすさを保ちながら限られたスペースの中に文字を詰め込まなければならないという苦労がうかがえる。
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