2022.12.28
祝、4000万人。

京成AE形 AE2編成
2022.12.8/京成高砂
京成電鉄では、10月下旬よりAE形AE2編成において「ありがとう4000万人」ヘッドマークの掲出を行っている。2010年7月の成田スカイアクセス線開業による新型スカイライナーの運行開始から4000万人の利用の達成を記念したもの。利用者が4000万人を達成したのは10月28日のスカイライナー8号(成田空港9時36分発京成上野行、9AE08レ)で、同列車の成田空港駅出発に合わせて記念式典も開催されている。
AE形の「ありがとう」ヘッドマークは2015年に実施した「ありがとう1500万人」以来恒例のもので、500万人刻みで掲出することからスカイライナーの利用者数の推移が見えるベンチマーク的な存在になっている。2017年11月1日に2500万人、2018年10月30日に3000万人、2019年10月1日に3500万人という具合にスカイライナーの利用者増に伴ってヘッドマーク掲出のペースも早まっていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により事態は急変。今回の4000万人が3500万人から実に3年を経てようやくの達成となったことは、京成のこの数年の苦労をよく表していると言える。いやはや、長かった・・・。
目下、渡航制限の解除などでスカイライナーは徐々に復調しており、列車によっては混雑を見せるほど乗客は戻ってきている。そんなスカイライナーは、2月ダイヤ改正での青砥停車正式化に加えて11月ダイヤ改正では新鎌ヶ谷停車という新施策も実施。スカイライナーの更なる復活に期待したい。
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