2019.07.31
京成3600形3668編成、9年ぶりの京急線入線。
京成電鉄の新型車両3100形(3150形)の実車が初お目見えするということで、大きな注目を集めた24〜26日の牽引回送。総合車両製作所(金沢八景)からの新型車両牽引という大役を任されたのは、同じく新車時の3000形や3050形でも牽引車として実績のある3600形3668編成であった。3668編成は宗吾参道から都営浅草線と京急線を経由して総合車両製作所に入線。京急線を3600形が走った。3600形が京急線に入線するのは、2010年6月に実施された3050形3056編成の新車牽引1)以来、9年ぶりのできごとになる。
送り込みとなる回送列車は午前中に設定され、復路となる牽引回送と合わせて31K運行として運転された。3668編成は830Kレとして宗吾参道を出庫。都営浅草線から京急線に入り、神奈川新町でいったん入庫の上、海側の留置線で小休止。その後、神奈川新町から列車番号を1130Kと変えて金沢八景まで走り、3152編成の待つ総合車両製作所に入場した。
ご存知のとおり、3600形は京急線への定期運用がない2)。京急線に久々に現れた珍客は、3100形に負けず劣らずの注目されっぷりであった。貴重なシーンが展開されるとあって、沿線では各所でカメラの砲列が見られた。
- 1)2010年6月21・22日に実施。
- 2)8両編成は先頭の台車が電動台車でないため入線不可、4両編成は運用の設定がないため。
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