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エトセトラ

2023.06.29

京成3050形、京成本線への転用が完了。

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京成3050形 3056編成
2023.6.28/勝田台〜志津

▲3100形3157編成の導入に伴い京成カラーに装いを改めた3050形3056編成。6月26日より京成本線の運用に入っている
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京成3050形 3052編成
2019.11.8/松飛台

▲3056編成の京成本線転用により、3050形の成田スカイアクセス線での運用は終了した。アクセスカラーの3050形も見納めに

京成電鉄では6月中旬より今年度の新造車両となる3100形3157編成の運用を開始したところだが、これに伴い車両の動きが発生している。成田スカイアクセス線仕様の3050形として最後の編成だった3056編成が、6月16日をもって同線での運用を終了。宗吾車両基地で京成本線仕様への転用工事が実施された後、同26日より京成本線の運用に入っている。

3056編成の京成本線転用により、3100形が導入されるたびに行われてきた3050形の京成本線転用が完了。2010年7月の成田スカイアクセス線開業時からアクセス特急として走ってきた3050形は、成田スカイアクセス線での運用を終了することとなった。合わせて、3000形のバリエーションのひとつであったアクセス色のカラーリングも消滅。特に、2019年10月の3100形デビューに合わせて登場したオレンジ色の3050形は、4年足らずで見納めになった。

京成の8両編成は京成本線と成田スカイアクセス線で車両運用が厳格に区別されているので、今後、3050形が成田スカイアクセス線を走るのは3050形以外の8両編成と同じく何らかの事情で発生する代走などに限られることになる。登場してから13年、静かな終わりを迎えた成田スカイアクセス線の3050形。運用撤退するには少しばかり早過ぎる気しかしないが、同線の黎明期を支えた車両として3050形のことを讃えたいと思う。

3050形、成田スカイアクセス線→京成本線転用履歴

成田スカイアクセス線での運用終了日→京成本線での運用開始日の順に記載。

  • 3051編成:2019年12月8日→12月20日(※1)
  • 3052編成:2020年6月17日→7月1日
  • 3053編成:2020年7月26日→8月9日
  • 3054編成:2021年9月29日→10月2日(※2)
  • 3055編成:2021年11月11日→11月13日(※2)
  • 3056編成:2023年6月16日→6月26日

(※1)3051編成はオレンジ色の新アクセス色を経ずに京成カラーに変更
(※2)3054編成と3055編成は当初アクセス色のまま京成本線に転用。京成カラーでの運用開始日は3054編成:12月1日、3055編成:12月13日。

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