2022.01.06
京成3050形3054編成と3055編成、京成カラーになる。
12月上旬より京成3050形3054編成と3055編成がオレンジ色のアクセス色から赤と青の京成カラーに変更され、運用に入っている。両編成のアクセス色運用最終日と京成カラー運用開始日は次のとおり。
- 3054編成:11/18 (A15→)83K運行 → 12/1 A07運行
- 3055編成:11/30 (53K→)A07運行 → 12/13 61K運行
既報のとおり3054編成と3055編成は成田スカイアクセス線仕様のオレンジ色のまま京成本線に転用されていたが、それぞれある程度の時間を経て京成カラーに変更されることとなった。3100形の導入による京成本線転用とカラーリング変更のタイミングにズレが生じた理由は不明。いずれにせよ、オレンジ色の3050形が京成本線を走るという珍事は約2ヶ月間で終了した。
なお、3054編成と3055編成の仕様変更は外装のカラーリング変更のみとなっており、3053編成までにおいて実施された座席の交換は今のところ行われていない。3050形の特徴である飛行機柄の座席はそのままとなっている。
3054編成と3055編成の京成カラー化により、成田スカイアクセス線仕様の3050形は3056編成を残すのみとなった。来年度にも3100形の成田スカイアクセス線仕様の最終増備車になると思われる3157編成が導入される見込みで、これまでと同様の車両の動きが発生するならば3056編成も京成本線に転用、オレンジ色の3050形は消滅となる。
関連記事
京成3700形3748編成 6両編成で営業運転復帰
京成3700形3748編成が6年9ヶ月ぶりに復帰。12月上旬より京成3700形3748編成が6両編成として営業運転に復帰している。同編成はもと北総7800形7818編成で、昨年6月に発生した青砥...
京成3100形3155編成・3156編成 登場
9月下旬より、京成3100形の3次車にあたる3155編成と3156編成がお目見えしている。3次車の特徴と営業運転開始までの動きをまとめておこう。京成電鉄では、2021年度の新造車として3100形...
京成3050形3054編成・3055編成 成田スカイアクセス線仕様のまま本線転用
京成3050形に異変。9月下旬より今年度新造の3100形が営業運転を開始したのに伴い、3050形が成田スカイアクセス線から京成本線に転用されている。3156編成の導入により3054編成が10月...
京成3500形3520編成 営業運転終了
京成3500形に廃車が発生。3100形3155編成の導入に伴い、車両に動きが生じている。3500形3520編成が11日の(B21→)05運行をもって営業運転を離脱。いっしょに編成を組んでいた...
京成3400形3428編成 営業運転終了
京成3400形に廃車が発生。京成電鉄では9月30日より今年度分の新造車となる3100形3156編成が運行を開始したところだが、これに伴い3400形3428編成が運用を離脱、廃車になった模様である...
最新記事
京成線 2024年11月23日ダイヤ修正
京成電鉄では、11月23日にダイヤ修正を行う。今回のダイヤ修正について、プレスリリースや15日発売の京成時刻表Vol.33などで明らかになっている情報を基に、その内容を見てみよう。本稿では...
四直珍列車研究 134 - 平日 1681K
京成車の特急泉岳寺行が登場。平日1681Kレは、京成車で運転される特急泉岳寺行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車となっている。京成車の泉岳寺行は都営浅草線西馬込始発のものは数多く...
京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)
空とあなたと夏詣。京急電鉄では、6月末より「京急夏詣キャンペーン2024」の実施に合わせて、「京急夏詣号」の運転を行っている。「夏詣」キャンペーンは同社が2019年度より毎年実施しているもので...
都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える
都営浅草線の自動放送どうするの問題を考える。列車内における案内として重要なアナウンス。アナウンスでは列車の種別行先や次駅の案内が行われるが、昨今では自動放送が主流となっており、車掌が自らの肉声で...
船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」
「ふなっしー」なバスが走る。船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年...