2010.12.17
御堂筋線シャンデリアシリーズ、第3回は梅田駅である。
心斎橋駅のものを「和」とするならば、ここ梅田駅はどことなく「洋」な趣である。上部と下部で形状の異なる「Y」字状の器具に設置された蛍光灯は全体で複雑な立体を作り出しており、それはまるでアートのよう。一部で蛍光灯が抜かれているところがあり、歯抜け状態になっているのはやや残念。
ところで、この梅田駅、やたらとホームが広いことにお気づきだろうか。元は心斎橋駅や淀屋橋駅のように、蛍光灯を中心として左右対称になかもず方面行と江坂方面行の線路がある構造だった。後年、混雑緩和策としてなかもず方面行が谷町線の梅田駅になるはずだった空間に移転しており、シャンデリアのある空間は現在、江坂方面行ホームとなっている。
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