2015.04.26
今年も春がやってきた。
4月26日、千葉ニュータウン中央駅で北総鉄道主催の「ほくそう春まつり」開催に合わせて、臨時急行「ほくそう春まつり号」が運転された。2009年以来毎年恒例となっている同列車、京成本線からの直通列車ということが半ば慣例となっていたが、今年は高砂〜千葉ニュータウン中央間の運転とされ、初めて北総線内で完結する列車となった。これについては7260形のさよなら運転が上野へ入線したということもあるので、控えめにということなのだろう。
車両は7500形7503編成が使用されている。同列車ではこれまで偶然なのかどういうわけか千葉ニュータウン鉄道所属の車両ばかりが使用されてきていたが、6回目の運転にしてようやく初めて北総鉄道所属の車両による「ほくそう春まつり号」が実現となった1)。また、矢切で待避を行う都合で種別は急行として運転されたが、「ほくそう春まつり号」が急行として運転されるのも初めてである。急行千葉ニュータウン中央行というのもダイヤ乱れ等の場合を除いて初めてのものと思われる。
結果として様々な「初めて」が盛り込まれた今年の「ほくそう春まつり号」だが、ヘッドマークのデザインは昨年と同じもののようである。このヘッドマーク、ここ3年くらい同じものを使いまわしているような気がするので、そろそろ来年あたり新しいもの期待したいところ。
- 1)2011年に押上始発にて7300形による運転を計画していたが、東日本大震災の影響で運転中止になっている。仮にこれが運転されていれば、7300形が北総鉄道所属車で初めての「ほくそう春まつり号」になるはずだった。
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