2015.11.08
11月7日、JR東日本・京葉車両センターにて車両基地公開イベント「わくわく 京葉でんしゃまつり2015」が開催された。同センターは定期的に施設公開をしている車両基地ではないが、今年は京葉線が全通25周年ということでの開催となったようだ。比較的身近な車両基地ということで、行ってみた。
京葉車両センターの公開は2010年以来、5年ぶり。5年前の京葉線といえば、ちょうど車両の入れ替わりの時期と重なって、201系からE233系まで同センター所属の車両だけで豪華絢爛な並びが見られたが、そんな京葉線も今はE233系となぜか1本だけ残っている209系500番台のみ。はてさて、どのような車両展示になるのか楽しみにしていたところ、今回は他所の線区を走るE233系を集めてみましたということで、E233系の色違い4並びが見られることとなった。
車両展示は、京葉線のE233系と209系、武蔵野線の205系のほか、川越車両センターと中原電車区、小山車両センターからそれぞれ1本ずつE233系が貸し出され、合わせて6本の通勤型車両の並びとなった。E233系の色違い並びは先月17日に川越車両センターで開催されたイベントに先を越された感はあったが、こちら京葉車両センターではしっかりと前照灯を点灯させた状態での展示。行先表示は各車両の走る線区名の固定表示としたほか、列番は全編成とも2015年にちなんで2015+英字というなかなか小洒落た演出となっていた。さらに、編成の留置位置を少しずつずらして"撮影会仕様"の展示となっていたのもよかった。
このほか、幕張車両センターからE257系500番台、鎌倉車両センターからE259系「マリンエクスプレス踊り子」仕様編成の姿もあった。これらは休憩用兼車内見学用の車両として使われていたが、これら特急型車両はともすれば車両展示にて主役を張れるメンツのはず。それをさしおいて通勤型車両だけを並べた車両展示は、通勤型車両を支える車両基地らしさが出ていてよかったように思う。
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