KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

2019.08.05

京急電鉄と養老鉄道のコラボレーション。

D32326.jpg

京急600形 604編成
2018.7.5/高 砂

▲「京急電鉄創立120周年×養老鉄道全通100周年記念」ヘッドマークを掲出した京急600形607編成

2019年1月より、京急600形607編成に「京急電鉄創立120周年×養老鉄道全通100周年記念」ヘッドマークが掲出されている。2018年2月に創立120周年を迎えた京急では、これを記念したさまざまなキャンペーンを行っているところであるが、2019年1月から同年4月に全通100周年を迎える養老鉄道と共同で「京急と養老をつなぐキャンペーン」を実施。ヘッドマークはこのキャンペーンの一環として掲出されているものである。

養老鉄道は、岐阜県の大垣を中心として走る養老線を運行する鉄道事業者である。今回、共同でキャンペーンを実施している京急と養老鉄道とは何のつながりが・・・? と思ったら、明治・大正期の実業家である立川勇次郎が設立したという共通点があるそう。関東と中部の鉄道事業者が、そういった縁でコラボレーションするというのも面白いものである。

「京急と養老をつなぐキャンペーン」は8月16日までの予定となっており、ヘッドマーク電車の運行もまもなく終了となる。

関連記事

京急1500形「かわさき楽大師」「川崎大師風鈴市」ヘッドマーク

6月末より京急大師線を走る1500形にヘッドマークが掲出されている。6月30日より川崎大師駅周辺の商店街で開催されている「夏のかわさき楽大師 願い事が叶う大師(まち)」に合わせたもので、同イベント...

京急1500形「かわさき楽大師」「川崎大師風鈴市」ヘッドマーク
京急・都営・京成「相互直通50周年記念」ヘッドマーク

京急電鉄と東京都交通局、京成電鉄では、2018年6月に三社局の相互直通運転50周年を迎えたことからこれを記念したキャンペーンを実施しているところである。昨年7月と8月に臨時列車「成田山号」と...

京急・都営・京成「相互直通50周年記念」ヘッドマーク
京急2100形「マリンパーク号」ヘッドマーク

20年ぶりに復活した「マリンパーク号」。​2018年で開業から50周年を迎えた「京急油壺マリンパーク」。京急電鉄では、これを記念したキャンペーンを実施、合わせて京急線にて記念ラッピング電車が...

京急2100形「マリンパーク号」ヘッドマーク
京急2100形「けいきゅん号」運転(2018年)

祝・羽田空港国際線ターミナル駅&けいきゅん7周年。京急電鉄では、2018年10月21日から1月13日まで2100形2133編成"京急ブルースカイトレイン"を使用した「けいきゅん号」の運転を...

京急2100形「けいきゅん号」運転(2018年)
京急線・都営浅草線相互直通50周年 1500形「花電車」を展示

祝・京急線の都心乗入れ50周年。今年で創業120周年を迎える京急電鉄。1世紀以上ものあいだ鉄道事業を行ってきた京急において、特にエポックメイキングなできごととは何だろうか。少なくとも...

京急線・都営浅草線相互直通50周年 1500形「花電車」を展示

最新記事

最新記事

四直珍列車研究 134 - 平日 1681K

京成車の特急泉岳寺行が登場。平日1681Kレは、京成車で運転される特急泉岳寺行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車となっている。京成車の泉岳寺行は都営浅草線西馬込始発のものは数多く...

四直珍列車研究 134 - 平日 1681K
京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)

空とあなたと夏詣。京急電鉄では、6月末より「京急夏詣キャンペーン2024」の実施に合わせて、「京急夏詣号」の運転を行っている。「夏詣」キャンペーンは同社が2019年度より毎年実施しているもので...

京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)
都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える

都営浅草線の自動放送どうするの問題を考える。列車内における案内として重要なアナウンス。アナウンスでは列車の種別行先や次駅の案内が行われるが、昨今では自動放送が主流となっており、車掌が自らの肉声で...

都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える
船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」

「ふなっしー」なバスが走る。船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年...

船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」
北総車の京急線内特急運転が復活

約19年ぶりに復活した北総車の京急線内特急運転を見る。京急線に大きな変化をもたらした2022年11月ダイヤ改正。京急自ら「23年ぶりの大改正」としたこのダイヤ改正では、特に日中時間帯の運行...

北総車の京急線内特急運転が復活