2019.03.28
20年ぶりに復活した「マリンパーク号」。
2018年で開業から50周年を迎えた「京急油壺マリンパーク」。京急電鉄では、これを記念したキャンペーンを実施、合わせて京急線にて記念ラッピング電車が運転されているところである。ラッピング電車となったのは京急2100形2149編成だが、注目したいのはその前面に掲出されているヘッドマーク。往年の「マリンパーク号」じゃあないですかっ。
「マリンパーク号」の歴史は古く、登場したのは1968年9月ダイヤ改正とのことである。休日ダイヤに運転される快速特急のうち、午前中下りの3本と午後上りの3本、合わせて3往復分の列車に対して「マリンパーク号」の愛称を与えた上で、ヘッドマークを掲出して運転していたそう。これはいつしか運転されなくなっていたが、1983年になって再び快特1往復分、特急1往復分の列車を「マリンパーク号」として運転。イルカのヘッドマークはこの時に登場したものである。その後、「マリンパーク号」は羽田空港駅開業に伴う1998年11月ダイヤ改正で廃止となっていたので、今回の「マリンパーク号」ヘッドマークは20年ぶりの復活ということになる。
「京急油壺マリンパーク」の50周年キャンペーンは11月25日に終了しているが、ラッピング電車だけは好評につき期間延長となっている。・・・が、それも3月末まで。「マリンパーク号」ヘッドマークは間もなく見納めとなるが、何かの機会にまた復活することを願う。
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