KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

京急600形 大師線を走る

2022.04.25

京急大師線の新たな日常風景。

D39233.jpg

京急600形 653編成
2022.3.20/京急川崎〜港町

▲大師線を走る600形。1500形の廃車に伴って600形が新町検車区に転属、大師線の運用に入るようになっている

京急電鉄では2020年度よりL/C座席を装備した新型車両1000形1890番台を導入し、1500形4両編成を置き換えているところである。1500形はこれまでに1505編成と1509編成、1513編成が運用を離脱、廃車となっており、今年度も引き続き1000形の新造によってさらなる廃車が進行することが予想される。

さて、1500形4両編成と言えば、大師線。同車は2004年度末より大師線が主な運用の場となっているが、置き換え開始により大師線に世代交代の波が訪れている。1500形に代わって新たに大師線にやってきているのは600形(650番台)。既に在籍している全6編成が金沢検車区から新町検車区に転属している模様で、日中時間帯の大師線3運用が全て600形という日も発生している。

D39198.jpg

京急600形 654編成
2022.3.20/港 町

▲600形が大師線を走る風景はすっかり日常のものになっている

600形が初めて大師線に入線したのは2002年12月のことで、その年の年末年始終夜運転ダイヤで運転された「だるまエクスプレス」(京急久里浜〜川崎大師直通列車)が600形の大師線における初の営業運転になった。これ以降、しばらくは架線検測などの不定期列車を除いて音沙汰がなかったが、2016年2月に初となる定期運用に充当している。

その後も600形の大師線入線は年に数回といった程度で、京急の車両運用の中でもレアな事象のひとつとして扱われてきた。今回はこれが一気に日常になってしまったのだから面白いものである。

今はまだ1500形とともに走っているが、1500形がいなくなれば大師線は600形の独壇場となろう。600形が大師線の「ヌシ」になる日は近い。

  • 京急
  • タグはありません

関連記事

2022.01.21

京急大師線 干支ヘッドマークのない正月

京急大師線の少し寂しいお正月。1899年1月に開業した大師電気鉄道に始まり、現在も川崎大師への参拝の足として親しまれている京急大師線。2022年正月、そんな大師線に異変が生じている。毎年恒例の...

  • 京急
  • タグはありません
京急大師線 干支ヘッドマークのない正月

2021.02.05

京急大師線 干支ヘッドマーク(2021年)

京急大師線、毎年恒例の干支ヘッドマーク。京急電鉄では、1月1日より毎年恒例となっている大師線の干支ヘッドマークの掲出を実施した。今年の干支は丑で、大師線を走る1500形に2種類のヘッドマークが...

京急大師線 干支ヘッドマーク(2021年)

2020.02.04

京急大師線 干支ヘッドマーク(2020年)

京急電鉄では、1月1日から2月3日まで毎年恒例となっている大師線の干支ヘッドマークの掲出を実施した。今年の干支は子で、2種類のヘッドマークが大師線を走る1500形に掲げられた。大師線の干支...

京急大師線 干支ヘッドマーク(2020年)

2019.07.08

京急1500形「かわさき楽大師」「川崎大師風鈴市」ヘッドマーク

6月末より京急大師線を走る1500形にヘッドマークが掲出されている。6月30日より川崎大師駅周辺の商店街で開催されている「夏のかわさき楽大師 願い事が叶う大師(まち)」に合わせたもので、同イベント...

京急1500形「かわさき楽大師」「川崎大師風鈴市」ヘッドマーク

2016.10.13

京急2000形 大師線を走る

京急2000形2451編成、最後のご奉公。10月9日および10日の両日、京急2000形で最後の4両編成となっている2451編成が大師線の運用に入った。2000形が大師線を走るのはこれが4度目の...

  • 京急
  • タグはありません
京急2000形 大師線を走る

最新記事

2026.04.25

芝山鉄道 3600形3668編成が登場

3600形3668編成が芝鉄車になる。芝山鉄道3500形3540編成の引退に伴い、3代目となる芝鉄車がお目見えしている。新たに芝鉄車として京成よりリースされたのは、3600形で唯一のVVVF...

芝山鉄道 3600形3668編成が登場

2026.04.20

Osaka Metro御堂筋線 シン・シャンデリアコレクション 番外編 - 森ノ宮駅の旧シャンデリアたち

Osaka Metro御堂筋線の新たなシャンデリアコレクション。番外編。大阪都心を南北に縦断するOsaka Metro御堂筋線では、特に最初期に開通した梅田〜心斎橋の各駅において大阪を走る初めて...

Osaka Metro御堂筋線 シン・シャンデリアコレクション 番外編 - 森ノ宮駅の旧シャンデリアたち

2026.04.15

京成グループ 車両の動き(2025年度)

京成グループにおける2025年度の車両の動きをまとめてみよう。車両の新造については、2024年度にデビューを飾った新型車両3200形を6両編成2本、12両導入した。3208編成が日本車両製である...

  • 京成
  • タグはありません
京成グループ 車両の動き(2025年度)

2026.04.10

京成電鉄バスグループ さようなら、京成バス

さようなら、京成バス。京成グループ傘下のバス会社15社を巻き込んだバス事業の大再編から1年。かねてよりアナウンスされていた通り、4月1日、再編の第2ステップとして京成バス(いわゆる京成バス本体)...

京成電鉄バスグループ さようなら、京成バス

2026.04.03

京成3500形 3524編成など12両が営業運転終了

京成3500形に廃車が発生。2025年度も3200形の導入に伴い、3500形に廃車が発生した。廃車となったのは、3512編成(3512-11+3526-25+10-09)の中間2両と3524編成...

  • 京成
  • タグはありません
京成3500形 3524編成など12両が営業運転終了