2024.03.18
押上線の6両編成、しれっと復活してしれっと消える。
京成3600形 3688編成
2022.12.8/京成高砂
- [平日]2300 普通押 上行
- 始発:京成高砂2310 → 終着:押 上2321
- ダイヤ:2022.2.26改正
- 備考:-
平日2300レは、かつて運転されていた普通押上行である。2022年2月ダイヤ改正で設定された、押上線を走る唯一の6両編成の列車であった。押上線の6両編成については、以前にも平日朝に走る694Kレを紹介したところだが、694Kレは2018年12月ダイヤ修正で消滅していたので、約3年半ぶりに6両編成が押上線で見られるようになっていた。
列車はもともと2304Kレとして8両編成で運転されていたものを6両編成に変更する格好で設定。2304Kレは押上で折返し2305Kレ普通印西牧の原行となっていたが、ダイヤ改正で京成高砂行として折返すようにしたため、8両編成である必要がなくなったことが変更の背景である。京成上野から京成高砂23時02分終着となる6両編成がタイミングよくいたため、折返し押上までの1往復に充てたのである。
この列車で言及しておきたいのは、列車番号について。先に紹介した694Kレが京成車で運転されることを表す「K」の入った他社局線直通用の番号を使用していたのに対し、2301レは数字のみである。押上までの運転ならば「K」のない列車番号で問題ないということが改めて示された格好だが、それならばなぜ先の列車は95K運行を名乗っていたのか気になるところ。どちらでも構わないというのであれば、ここらへんはダイヤ制作者の裁量次第???
そんな貴重な押上線の6両編成2300レは、2023年11月ダイヤ改正で再び8両編成に置き換えられる格好で消滅。約1年しか走らなかった694Kレと同じく短命な列車に終わることとなった。押上線に再び6両編成が現れるのはいつになるだろうか。
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