2007.12.06
夜な夜な走る急行品川行。
- [平日]2250H 急行品 川行
- 始発:印西牧の原2242 → 終着:品 川2350
- ダイヤ:2006.12.10改正
- 備考:高砂まで普通、押上から普通
品川は京急本線の起点であるため、品川行は星の数ほど運転されているが、都営線方面からの品川行となると話は別。平日2本、土休日1本のみの希少種で、本日取り上げるのはその中でさらに少ない急行品川行である。平日1本のみ、上の画像の通り京急車で運転される。
北総線からの列車なのだが、急行運転をするのは京成線内のみであり、高砂と押上で種別を変更、普通→急行→普通というなんだかヘンテコな列車である。しかし、なぜ京成線内がわざわざ「急行」なのか気になってしまふ・・・。
この列車は2002年10月の改正で2240Tとして登場しており、2004年10月改正において京急車への置換え(2256H)と京成線内急行への格上げを実施、2006年12月改正で列番が現行の2250Hとなっている。2004年改正で印旛日本医大始発から印西牧の原始発に変更されているが、ここで、(1)「折り返しの都合で、2240Tと比較して北総線内を6分遅いスジにする必要」が発生、また、(2)「都営浅草線・京急線内は2240Tのスジそのままで走らなければいけない」ことから、シワ寄せが生じるのは必然的に京成線内である。これに際し、2240Tで行なわれていた青砥駅での長時間停車の解消と、押上線内を急行で走ることで、(1)と(2)を満足させているのではないかと想像できる。
なお、2250Hは品川到着後、3番線へ入換、滞泊の後、翌日の576H(平日)または562H(土休日)に使用される。
最新記事
最新記事
四直珍列車研究 134 - 平日 1681K
京成車の特急泉岳寺行が登場。平日1681Kレは、京成車で運転される特急泉岳寺行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車となっている。京成車の泉岳寺行は都営浅草線西馬込始発のものは数多く...
京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)
空とあなたと夏詣。京急電鉄では、6月末より「京急夏詣キャンペーン2024」の実施に合わせて、「京急夏詣号」の運転を行っている。「夏詣」キャンペーンは同社が2019年度より毎年実施しているもので...
都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える
都営浅草線の自動放送どうするの問題を考える。列車内における案内として重要なアナウンス。アナウンスでは列車の種別行先や次駅の案内が行われるが、昨今では自動放送が主流となっており、車掌が自らの肉声で...
船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」
「ふなっしー」なバスが走る。船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年...
北総車の京急線内特急運転が復活
約19年ぶりに復活した北総車の京急線内特急運転を見る。京急線に大きな変化をもたらした2022年11月ダイヤ改正。京急自ら「23年ぶりの大改正」としたこのダイヤ改正では、特に日中時間帯の運行...