2012.08.17
ようやっとまともな写真が撮れたので。
北総車のフルカラーLED化が進んでいる。従来の3色が表示可能なLEDからフルカラーLEDへの交換については京成車や7300形で実績があるが、これがいよいよ7500形と9100形にも波及する格好となった。LEDの交換は各車とも印旛車両基地で実施されている。
7500形
2011年12月に7501編成、翌2012年1月に7502編成、同8月に7503編成がそれぞれフルカラーLEDへの交換を行っており、7500形全3編成がフルカラーLEDになっている。京成3000形においても2011年度中に全編成へのフルカラーLED化が完了しており、京成グループ標準車両では新京成N800形だけが3色が表示可能なLEDのままになってしまった。
9100形
9128編成が3月中旬にフルカラーLEDとなっている。7500形のフルカラーLED化が実施され、そうすると独自のLED表示器を持つ9100形は一体どうなるんでしょ、と疑問に思い始めた矢先のことであった。
表示器の交換だけでなく、システムそのものを7500形で使用されているものに取り替えたとのことで、7500形と同等の表示ができるようになっている。特に、側面の行先表示は従来の明朝体のものから7500形と同じものになり、ゴシック体で行先種別を表示するものになった。前面も種別部分がフルカラーのほか白色LEDに交換されているが、側面とは異なりこちらは9100形オリジナルのものである。特筆すべきは運用番号も白色LEDとなっていることで、4直各社局で運用番号が白色LEDでの表示となる車両は初めて。なお、印西牧の原および印旛日本医大行では行先ととともに表示されていたカッコ書きの千葉ニュータウン表示が消えており、この両行先についてはややすっきりとした表示内容になった。
側面は、元々の行先表示よりサイズの大きい表示器を突っ込んだためにどうしても表示の四隅が欠けてしまうが、四隅には文字が掛からないから問題ないという考えなのだろうか。
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