2021.12.26
京成3100形が千葉・千原線を走る。

京成3100形 3152編成
2021.12.12/おゆみ野〜ちはら台

京成3100形 行先表示「アクセス特急ちはら台」ほか
2021.12.12/**
12月12日と25日、京成トラベルサービスが主催する「3100形千葉線・千原線初入線スペシャルツアー」が催行され、これに伴う団体臨時列車が京成上野→ちはら台→千葉中央で運転された。ツアーは表題のとおり3100形で千葉・千原線に乗入れることを目的としたもので、3100形が千葉・千原線で営業運転を行うのは初めてのこと。編成は12日:3152編成と25日:3155編成がそれぞれ使用された。
ツアー開催に向けた3100形の千原線入線確認の試運転は11月14日の終電後に実施され、3156編成がS99運行として京成高砂〜ちはら台を1往復した。3100形の千原線試運転は2020年11月2日以来2回目となるが、この時は未遂に終わったため、結果的に14日の試運転が3100形の千葉中央〜ちはら台への初入線となっている1)。また、14日の試運転では3400形も合わせてちはら台まで入線したようなので、今後、3400形を使用したツアーの開催があるかもしれない。
千原線への初入線を果たした3100形だが、ほかにも5月22日には同じく京成トラベルサービス主催のツアーで芝山鉄道線芝山千代田まで、6月1日にはダイヤ乱れの影響で京急久里浜線三崎口までそれぞれ初入線している。3100形にとって2021年は躍進の年になった。
- 1)千葉中央までは営業運転開始前の試運転で入線済み(2019年9月4日)。
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