京成3500形のワンマン運転対応改造
2022.09.24
京成線、ワンマン運転を実施へ。
京成3500形 3516編成・3524編成
2020.11.25/柴 又
京成3500形 ワンマン運転対応改造
2022.9.21/**
3500形で進むワンマン運転対応改造
京成電鉄で最古参となっている3500形。まもなく車齢が50年になる車両が出てこようとする中で昨年10月からデジタルSR無線への対応が進められているところだが、ここにきて新たにワンマン運転に対応した編成が出現している。改造内容は以下のとおり。
- 乗務員室内に「戸閉制御装置」なる機器を新設、車掌スイッチを3100形と同様の間接制御式に交換
- 運転席後方、客室との仕切りに謎の切り換え用スイッチを新設
- 業務用タブレット端末に接続できる放送機器類を運転席側に追加
現在までにワンマン運転対応改造を終えているのは3544編成と3516編成。両編成とも2021年8月に実施された3500形の大規模な編成替え以降4両編成で運用されている編成であることから、少なくともワンマン運転を行うのは4両編成ということのようである。4両編成を対象にしているとするなら、そのうちに3600形3668編成にも同様の改造が行われるだろうか。
既にワンマン運転に向けた乗務員訓練が京成成田〜芝山千代田で実施されており、ワンマン運転実施時の乗務員の動作を見ることができる。その動きを少しだけ観察した限りでは、運転士は乗務員室から乗降終了を直接目視にて確認した後、車掌スイッチを操作してドア閉め。運転席に移動して信号などを確認、発車という流れになっているようだった。車内への案内放送については、運転席側にも業務用タブレットが接続できるような放送機器類が追加されていることから、タブレット端末を活用した自動放送を運転士が操作して行うものとみられる。
どの線区でワンマン運転を実施するのか
やはり気になるのは、ワンマン運転をどの線区、どの列車で実施するのかどうかであろう。これについては、駅への掲示物により金町線と東成田線(おそらく芝山鉄道線も)、千原線で、日中時間帯(9〜17時)の一部列車を対象に実施することが明らかになっている。金町線と東成田線(芝山鉄道線)はまあ分かるとしても、現時点で4両編成が運行されていない&全列車が千葉線に直通する千原線が含まれているのは興味深いところ。千原線内で完結する列車の設定はあまり現実的ではない気がするが、はたしてどのような運行形態になるだろうか。
実施の時期については次回ダイヤ改正からとのこと(同掲示物)だが、京急線内でモーニングウィング号の時刻変更1)があることから、ダイヤ改正日は11月26日である可能性が大。いずれにせよ、京成からの正式な発表が待たれるところだ。
- 1)モーニング・ウィング5号 2022年11月分Wing Passご購入のお客さまへ - 京急電鉄、2022年9月22日。11月28日からモーニング・ウィング5号の時刻が変更される旨の案内。このことから、11月26日にダイヤ改正があるものと推察される。
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