2022.06.18
赤と緑の「芝鉄カラー」が約8年半ぶりに復活!
芝山鉄道は今年の10月に開業から20周年を迎える。そんな節目の年に、赤と緑の「芝鉄カラー」の電車が蘇った。京成から芝山鉄道にリースされている3500形3540編成が定期検査(全般検査)を機に帯色を変更し、芝鉄カラーとなって運用に入っている。芝鉄カラーはもとは3600形3618編成のカラーリングだったが、3540編成が京成カラーのまま貸し出し、かつ京成に復帰した3618編成も京成カラーに戻されたため、2013年12月にいったん消滅。今回の芝鉄カラーは実に約8年半ぶりの復活となっている。もう2度と見られないと思っていた赤と緑の電車が再び見られる日が来ようとは・・・!
今回の帯色の変更は芝山鉄道の開業20周年記念ということのようだが、結局のところ3540編成の4年に1回の定期検査の都合によるところが大きいように見える。とはいえ、定期検査の年と開業20周年が重ならなければ帯色の変更に至らなかった可能性があることを考えると、こういったことに必要なのはやはりタイミングとその場のノリなのであろう。芝鉄カラー化でますます魅力的になった芝山鉄道3500形、4両編成1本しかない珍車だが、さらなる人気者になりそうだ。
3540編成「芝鉄カラー」化までの歩み
2013年4月:京成から芝山鉄道にリース
2013年4月下旬:「Keisei」プレートに芝山鉄道ステッカー貼付
(2013年12月:3618編成、京成カラーに復帰)
2019年7月:前面に「SR」ロゴを貼付
2022年4月:芝鉄カラー化
※当Webサイトではこれまで芝山車の赤と緑のカラーリングを「芝山カラー」と表現していましたが、公式の表記に合わせて「芝鉄カラー」としました。
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