2023.05.30
京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。

京成3400形 3448編成
2023.5.21/実籾〜八千代台

京成本線 実籾〜八千代台間線形改良工事
2023.5.21/**
京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事が実施され、始発列車より新上り線の使用が開始された。同所については昨年9月にも下り線の切り替えが行われたところであり、今回の切り替えによって上下線とも曲線が緩和された新線への移設が完了した。
工事は京成本線実籾〜八千代台間、旧実籾第4号踏切(千葉県道262号と立体交差するところ)付近の通称「実籾カーブ」で実施。半径300mで75km/hの速度制限がかけられていたカーブだが、線路を山側に移設する線形改良によって半径は400mに緩和されている。今のところ速度制限は昨年に切り替えられた下り線を含めて75km/hのままとなっているが、今後のスピードアップが期待される。
今後は、旧上り線跡地の整備など、残りの工事を実施するものとみられる。現場に掲示されている看板によれば、工事完了は2024年3月末とのこと。
関連記事
京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)
2022年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2022年度の駅別乗降人員をランキング形式で見て...
京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも18日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2023年度における鉄道事業の...
京成線 柴又駅『男はつらいよ』特別装飾をリニューアル
京成線柴又駅の『男はつらいよ』特別装飾がパワーアップ。京成金町線柴又駅。映画『男はつらいよ』シリーズのロケ地にもなった柴又駅は、柴又帝釈天への最寄り駅として観光客で賑わいを見せている。そんな同駅...
京成線・北総線新鎌ヶ谷駅 スカイライナー停車駅になる
青砥に続いて新鎌ヶ谷もスカイライナー停車駅になる。京成電鉄では、2022年11月ダイヤ改正よりスカイライナーの新鎌ヶ谷停車を開始した。スカイライナー停車駅となった新鎌ヶ谷について、あれこれを...
京成本線実籾〜八千代台 線形改良工事に伴う下り線切り替え
京成本線、実籾〜八千代台での線形改良工事に動き。京成本線実籾〜八千代台間で進められている線形改良工事。9月16日の終電後から翌17日未明にかけて下り線の切り替え工事が実施され、始発列車より新下り...
最新記事
2025.03.31
新京成線 新津田沼駅の0キロポスト
歴史の証人。まもなく終わりを迎える新京成線。そんな同線の歴史を開業から見守り続けてきたものがある。新津田沼駅に設置されている、0キロポストだ。新京成線の距離上の起点が、ここ新津田沼にあることを...
2025.03.28
京成3500形 3556編成など6両が営業運転終了
京成3500形に廃車が発生。新型車両3200形の導入に伴い、3500形に廃車が発生している。廃車となったのは、3556〜3553と3552、3551で、導入された3200形と同数となる6両...
- 京成
- タグはありません
2025.03.24
京成3200形 営業運転開始
まさに「令和の赤電」。2月22日、京成電鉄の新型車両3200形デビューした。2024年度導入分の6両が、3204+06-05という編成を組んで6両編成として運用に入っている。遅ればせながら...
2025.03.17
さようなら JR東日本E217系
さようなら、E217系。3月15日、JR各社を始めとした3月の全国的なダイヤ改正が実施された。列車や車両が新しく生まれ、または消えていく。そんな季節が今年もやってきた。JR東日本の横須賀・総武...
2025.03.12
京急600形・2100形 側面の行先表示器をLED化
京急600形と2100形、側面の行先表示器がLEDになる。京急600形と2100形で、側面の行先表示器のLED化が進んでいる。2024年10月下旬にLEDとなった602編成と607編成、2157...