北総9100形 デビュー30周年記念ヘッドマークを掲出
2025.05.05
走り続けて30年。

北総9100形 9108編成
2025.4.28/大 町
北総鉄道では、4月1日に同社が管理を行っている9100形がデビュー30周年を迎えたことを記念して、ヘッドマークの掲出を実施している。ヘッドマークを掲出しているのは9100形のトップナンバーとなる9108編成で、前面のヘッドライトの下に9100形がデザインされた横長のものが貼り付けられている。
9100形は、1995年4月1日の千葉ニュータウン中央〜印西牧の原開業に合わせてデビュー。1次車として9108編成と9118編成の2編成が製造された。当時の北総・公団線小室以東の施設を保有していた住宅・都市基盤整備公団によって導入されたもので、愛称は「C-Flyer」。床下の機器類こそ7300形に準じたものとなっているが、ステンレス車体なのに曲線を多用した独特なスタイルはオナガという鳥をイメージしたものである。地下鉄にも直通する通勤型車両であるにもかかわらず、公衆電話を装備していたことは今でも語り草だ(撤去済)。
その後、2000年7月の印西牧の原〜印旛日本医大開業に合わせて2次車・9128編成1)が加わり、3編成となった。2004年7月には所有が京成電鉄完全子会社の千葉ニュータウン鉄道に移るが、塗装などは導入時のまま今でも健在。都営浅草線に乗り入れるいろんなヤツらの一員として、今日も千葉ニュータウンから西馬込や羽田空港へ駆け抜ける。
- 1)デビューは同年5月。
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