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エトセトラ

2010.08.01

先月末にさよなら運転を行なった新京成800形、今回は現役時代の回顧篇。現役時代の写真をいくつか並べてみる。

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新京成800形 810編成
2006.2.7/鎌ヶ谷大仏

▲朝の運用を終えてくぬぎ山に入庫する800形

新京成800形と言えば、晩年はラッシュ時専用の車両という理解が少なからずあったが、実際には日中も走る運用にも(頻度は少ないものの)充当されていた。新津田沼で夜間滞泊する運用なんかは2日間連続で日中の運用に入るもので、運用の予測もしやすいことから、都合がつけば800形の勇姿を狙いに行ったものだった。逆に言えば、私は朝が苦手だから朝の運用より日中の運用のほうが多く撮っていたりする^^;

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新京成800形 810編成
2007.8.17/薬園台〜前原

▲日中の運用に入る800形
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新京成800形 810編成・806編成
2007.3.27/松戸〜上本郷

▲時には2本同時に日中の運用に入ることも

なお、今回の800形の引退は代替となる車両がない状態での引退ということで、7月17日に実施されたダイヤ改正における車両運用数の削減によるものと思われる。この改正では本線に駆りだされる車両が最も多い朝ラッシュ時間帯の運転間隔を4分から4分30秒に拡げており、これが直接の原因と推察される。

新京成電鉄6月2日付のプレスリリースでは800形の引退とN800形1編成の今年度中の新造が同時に発表されたが、N800形が800形の代替であるならば800形はN800形新造車の運用開始後に引退するはずであり、私の推測ではこのN800形が代替となって今年度中にもう1本廃車となる編成が発生する(8504編成が最有力)はずである。さらに長期的な車両動向を推測すれば、次に8502編成の検査切れとなるタイミング(2013年ぐらい)でN800形を1本導入して8502編成を置換え、新京成に在籍する全車両のVVVFを達成。その後はしばらく新造車の増備はなく、8800形の足回り更新で対応していくのでは、と読んでいる。

いずれにせよ、800形は新製車両に押し出されての引退ではなく、車両運用の所要本数減少というネガティヴな理由での引退は何となく残念である。

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