2011.02.13
御堂筋線のシャンデリアコレクション、第4回は天王寺駅を取り上げてみよう。
天王寺駅は先に取り上げた心斎橋、淀屋橋、梅田の各駅とは異なり、2面3線を擁する大空間となっており、天井もヴォールト状ではなく、平天井である。このため、蛍光灯シャンデリアの設置も他の駅とは異なっており、シャンデリアが柱や梁の配置に合わせて規則正しく綺麗に並んでいるのが印象的である。
シャンデリア自体は「和傘」をイメージするような形状で、他の駅と比較すると蛍光灯の本数も少なく控えめな意匠となっているが、前述のように規則正しく並べることで、全体として上品な雰囲気を作っている。また、柱梁の接合部となる4隅に小型の照明が取付けられているのも特徴である。
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