2006.12.03
都営車の超ロングラン特急。

都営5300形 5327編成
2006.6.21/小岩〜江戸川
- [平日]1613T 特急成田空港行
- 始発:三崎口1618 → 終着:成田空港1902
- ダイヤ:2004.10.30改正
- 備考:
浅草線系統では、エアポート快特などの花形列車が走っているが、この1613Tも違った意味で花形と言えよう。京急線の三崎口から京成線の成田空港まで、141.8kmを一気に走り通す現時点で唯一の列車である。始発から終着までの所要時間は、2時間46分にも及ぶ。
この列車は2002年10月の改正で1647Tとして登場。始発から終点まで乗りとおす旅客などいないに等しいだろうが、京急線の端から京成線の端まで走る列車ということで、わざわざダイヤ改正のプレスリリースにも登場してしまった特異な列車である。2004年10月の改正で13T担当に変更したが、今となっては数少ない、種別変更をしないで京急-都営-京成を走る列車でもある。また、2本しかない都営車の成田空港行のうちの1本でもある。

都営5300形 5319編成
2005.7.1/能見台
ところが、この列車も12月8日まで。10日の改正で成田止まりとなってしまう。種別も京成線側の種別整理によって、品川から「快特」になる。最後に、三崎口から成田空港まで5300形で乗り通してみてはいかがだろうか。多分、苦痛なだけだと思うけど(汗
関連記事
2006.12.18
四直珍列車研究 6 - 平日 16A32
さようなら、6連特急。A33と言えば、平日に1つだけ残っていた6連による優等列車中心の運用であり、「特急」で上野-成田空港を3往復するものだった。種別の新設などによって列車の運行系統が整理さ...
2006.10.21
四直珍列車研究 4 - 平日 959
平日朝の芝山千代田行、959列車。この列車は成田-芝山千代田間の通称"芝山シャトル"の送り込みも兼ねているが、ここでは京成津田沼始発の本線普通という点に注目したい。京成津田沼の引き上げ線から...
2006.10.11
四直珍列車研究 3 - 平日 13A30
6両編成の快速高砂行。平日13A30レは、6月に実施されたダイヤ変更で13A20レ快速高砂行を6両編成化した列車である。朝の特急1往復を8両編成化した6月のダイヤ変更で、昼間のこの列車がなぜ...
2006.08.04
四直珍列車研究 2 - 平日 906・10A03a
上野線の回送列車。京成線では6月に小規模なダイヤ変更を実施した。平日の朝に運転していた6両編成の特急成田空港行8A31レを8両編成にするためのダイヤ変更であったが、運用のやりくりから上野〜高砂間...
2006.05.14
四直珍列車研究 1 - 平日 861
平日861は、京成津田沼始発大和田行の定期回送列車である。千葉・千原線の運用についていた車両を、大和田発の普通列車に回すために運転される。この区間を走る回送列車は珍しく、また、4両編成の回送...
最新記事
2025.03.12
京急600形・2100形 側面の行先表示器をLED化
京急600形と2100形、側面の行先表示器がLEDになる。京急600形と2100形で、側面の行先表示器のLED化が進んでいる。2024年10月下旬にLEDとなった602編成と607編成、2157...
2025.03.07
京成バス 車両番号の基礎知識 - 分離子会社編
京成バスおよびグループ各社では、車両に対して数字や英字を用いた番号を漏れなく付しており、これを車両番号(社番)として各車両の管理に使用している。当Webサイトでは2017年8月にも「京成バス...
- 京成バス
- タグはありません
2025.03.02
京成押上線 四ツ木〜青砥間の下り線を仮線に切り替え 下 - 京成立石〜青砥
京成電鉄では、押上線四ツ木〜京成立石〜青砥で実施している連続立体交差事業において、下り線の仮線への切り替えを実施した。切り替えは2024年11月29日の終電後〜翌30日未明に実施され、同日の始発...
2025.02.25
京成押上線 四ツ木〜青砥間の下り線を仮線に切り替え 上 - 四ツ木〜京成立石
京成電鉄では、押上線四ツ木〜京成立石〜青砥で実施している連続立体交差事業において、下り線の仮線への切り替えを実施した。切り替えは2024年11月29日の終電後〜翌30日未明に実施され、同日の始発...
2025.02.20
フランス モン・サン・ミッシェルを走る両運バス
モン・サン・ミッシェルで一風変わったバスに出会う。フランス北西部、ノルマンディー地方はサン・マロ湾に浮かぶモン・サン・ミッシェル。周囲約900mの小さな島の上に何世紀にもかかってつくられた修道院...