2007.08.31
あまり新鮮な話でもないんで、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うのだが(^^ゞ、今日取り上げるのは泉岳寺駅の駅名標である。
泉岳寺駅と言えば浅草線と京急線の分岐駅であり、その構造は1番線が京急線方面、2番線が西馬込方面、3・4番線が日本橋方面の北行となっているわけだが、分岐駅となると当然起こり得るのが「誤乗」であって、案内類としてはお客様が正しく目的地へたどり着けるようにするのが半ば至上命題になっていると言えるかと思う。
そんなこんなで、京急線方面しか行かない泉岳寺駅1番線、都営の管轄の駅にもかかわらず案内類が「京急化」していてこれがなかなか面白い。
見てのとおり、駅名標が京急のデザインを流用しているのがお分かりいただけると思う。んでもって、デザインが京急っぽいだけなのかと思いきや、フォント類もしっかりと京急で用いられているものが使用されており、かなりの完成度。都が独自に設置したのか、京急側からハナシがあったのか、そこらへんの事情はよく分からないが、都営と京急の"折衷"の駅名票はここだけだ。
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