中央ヨーロッパ交通見聞録 1 - ブダペスト市電
2010.09.25
当Webサイト始まって以来、初の海外篇。今月の中旬に所用と旅行を兼ねて中央ヨーロッパを訪れたので、現地で体験した中央ヨーロッパの交通事情を簡単にご紹介しよう。
ブダペスト市電
2010.9.14/**
まず最初はハンガリーの首都ブダペストである。ブダペストは所用で訪れたので、公共交通を乗り回すようなことはあまりできなかったのだが、街の中を縦横無尽に闊歩する市電は、私にヨーロッパの都市に来たことを実感させるのに十分であった。
市電は多数の系統が運行されているが、その中でも花形となっているのがモスクワ広場を起点として市内中心部の大環状通りを走る4系統・6系統である。6連接の超低床車が頻繁に行き交う様を見れば、それが基幹系統であることは一目瞭然。ブダペスト市電では主に国産のガンツ製やチェコのシュコダ製の車両を主に使用しているが、この4系統・6系統はドイツSIEMENS製の新型車両が積極的に投入されており、この点からもこの系統の重要性が窺える。ちなみにSIEMENSの車両というのは広島でも見ることができるコンビーノだが、6連接のコンビーノは他に例がなく、ここブダペストのものが唯一かつ世界最長だそうだ。
ブダペスト市電
2010.9.14/**
◆ ◆ ◆
4系統・6系統はコンビーノばかりがやってくるので、そろそろ撮影に飽きて撤収しようと思っていた頃合、何やら古そうな車両がやってきたではないかッ!
ブダペスト市電
2010.9.14/**
コンビーノを導入する前の4系統・6系統はこのように3連接車を2本つなげた編成が使用されており、それの生き残りである。てっきり新型車両への置換えが完了しているものだとばかり思っていたので、これにはちと興奮。3連接車×2の編成はこれ1台しか見かけなかったので、おそらくはコンビーノへの置換え末期なのだろう。大量に走るE233系の中、1編成だけ残っている中央線の201系を思い出してしまった。
ブダペスト市電
2010.9.14/**
◆ ◆ ◆
ブダペストはこの他にもアンドラーシ通りを含めて世界遺産となっている地下鉄1号線や、世界一美しいマクドナルドがあるとされる綺羅びやかなブダペスト西駅など見所はたくさんあるが、所用で訪れたということもあってやや消化不良気味でブダペストを後にしてしまった。
関連記事
2010.12.22
中央ヨーロッパ交通見聞録 6 - チェコ地方都市の路線バス
České Budějovice(チェスケー・ブジェヨヴィツェ)からチェコのある田舎町まで、今度はバスで移動する。バスに乗るまでの少しの時間に、バスターミナルにやってくるバスを観察してみた...
2010.12.01
中央ヨーロッパ交通見聞録 5 - 中距離普通列車に乗る
次なる目的地に移動するため、まずはチェコ南部の都市チェスケー・ブジェヨヴィツェ(České Budějovice)に向かう。ウィーンとチェスケー・ブジェヨヴィツェを直通する列車はないので...
2010.11.10
中央ヨーロッパ交通見聞録 4 - ウィーン地下鉄
前回に続き、ウィーンの公共交通について見てみよう。今回は地下鉄を取り上げる。ウィーンの地下鉄はドイツ語圏のためメトロでもなくサブウェイでもなくU-Bahn(ウー・バーン)と呼ばれる。2010年...
2010.10.28
中央ヨーロッパ交通見聞録 3 - ウィーンの路面電車・バス
ウィーンでは観光に路面電車、地下鉄、バスをガッツリと使ったので、それぞれ気がついたことを書いてみよう。オーストリアの首都であるウィーンも、ブダペストと同様に市中を路面電車が縦横無尽に走りまわる...
2010.10.04
中央ヨーロッパ交通見聞録 2 - オーストリア連邦鉄道 特急「Railjet」
ブダペストを後にした私は、国際特急列車でオーストリアの首都ウィーンに向かったのであった。ヨーロッパ主要都市間の移動は鉄道が便利だ。「TGV」や「ICE」をはじめとした高速鉄道が多く整備されている...
最新記事
2026.04.25
芝山鉄道 3600形3668編成が登場
3600形3668編成が芝鉄車になる。芝山鉄道3500形3540編成の引退に伴い、3代目となる芝鉄車がお目見えしている。新たに芝鉄車として京成よりリースされたのは、3600形で唯一のVVVF...
2026.04.20
Osaka Metro御堂筋線 シン・シャンデリアコレクション 番外編 - 森ノ宮駅の旧シャンデリアたち
Osaka Metro御堂筋線の新たなシャンデリアコレクション。番外編。大阪都心を南北に縦断するOsaka Metro御堂筋線では、特に最初期に開通した梅田〜心斎橋の各駅において大阪を走る初めて...
2026.04.15
京成グループ 車両の動き(2025年度)
京成グループにおける2025年度の車両の動きをまとめてみよう。車両の新造については、2024年度にデビューを飾った新型車両3200形を6両編成2本、12両導入した。3208編成が日本車両製である...
- 京成
- タグはありません
2026.04.10
京成電鉄バスグループ さようなら、京成バス
さようなら、京成バス。京成グループ傘下のバス会社15社を巻き込んだバス事業の大再編から1年。かねてよりアナウンスされていた通り、4月1日、再編の第2ステップとして京成バス(いわゆる京成バス本体)...
- 京成バス
- タグはありません
2026.04.03
京成3500形 3524編成など12両が営業運転終了
京成3500形に廃車が発生。2025年度も3200形の導入に伴い、3500形に廃車が発生した。廃車となったのは、3512編成(3512-11+3526-25+10-09)の中間2両と3524編成...
- 京成
- タグはありません









