四直珍列車研究 64 - 平日 644T
2013.09.20
平日644Tは北総線からの神奈川新町行である。
都営5300形 5307編成
2013.8.12/大 町
- [平日]644T 普通神奈川新町行
- 始発:印西牧の原626 → 終着:神奈川新町809
- ダイヤ:2012.10.21改正
- 備考:押上から特急
2012年10月のダイヤ改正で登場した列車で、現行のダイヤでは泉岳寺以北で見られる唯一の神奈川新町行となっている。そういえば北総線が始発の神奈川新町行って過去にあったかなと思って調べてみたら、意外にもこれが初めての設定ということのよう1)。北総線から京急線に向けては羽田空港行をはじめ、三崎口行や京急川崎行、金沢文庫行など色々な行先の列車が走っているが(かつては新逗子行もあった)、1991年3月に高砂〜新鎌ヶ谷間が開通し、京成線や都営浅草線などと繋がってから21年目にして、北総線からの神奈川新町行がようやく初登場になった。
644Tはもともと羽田空港行であったが、2012年10月ダイヤ改正で神奈川新町行に変更とされた。それまでの羽田空港行だった列車は、羽田空港到着後普通京急蒲田行となり、京急蒲田から神奈川新町まで回送して入庫という流れになっていたから、要は空港線の1往復分を丸々カットし、直接神奈川新町へ向かうようにしたということになる。この列車が神奈川新町行となったことで空いた空港線の1往復分のスジは概ね890A〜891Aに振替えられており、644Tを空港線に入れずに直接神奈川新町まで走るようにしたのは、他の列車に空港線への入線の機会を譲るためであったといえる。
都営5300形 5317編成
2013.7.3/鶴見市場〜花月園前
押上からは特急運転となっており、土休日の深夜にのみ設定されていた都営車の特急神奈川新町行が平日の朝にも見られるようになった。5300形については金沢文庫行の行先表示は「金沢文庫」であるのに対し、神奈川新町行は「新 町」となっているのが特徴。神奈川新町と金沢文庫は、かつて京急車では両方とも省略していた行先なのに都営車だと神奈川新町行だけが省略表示なのはいささか謎ではあるのだが、京急車では見られなくなった省略表示は直通してくる他社局の車両の中にまだ生きており、列車の本数こそ少ないものの今でもこうして見ることができる。
644Tは印西牧の原駅3番線における車庫外滞泊明けの列車となっており、前日の2305T(土休日は2105T)から流れる。神奈川新町到着後は新町検車区で一休みした後、夕方の1644Tでさらに京急線を下るという運用になっている。一晩明かした他所の車庫から片道だけ走ってまた他所の車庫でソッコー昼寝とはずうずうしいにも程がある。
- 1)行先駅から神奈川新町まで回送される列車を除く。
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