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2014.08.03

東洋バスの前面行先LED集、その2は20番台:村上団地方面と30番台:高津団地方面を取り上げる。

20番台:村上団地方面
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東洋バス 行先表示

▲系統番号20番台、村上団地方面の行先表示

ABは勝田台駅〜村上団地を結ぶ[21]の表示である。路線距離が短いことや経由違いの路線が存在しないことから経由なしの単独表示になっている。勝田台駅南口を発着する[11]が「勝田台駅」表記なのに対し北口発着のこちらは「勝田台駅北口」である。

CDは平日の午前中に1往復のみの設定の[22]の表示である。平日に1回ずつしか見られないレアな表示。市民会館・村上駅の経由表示は方向幕時代から変わらぬままである。EFは朝と夕方の通勤ラッシュ時間帯に設定されている[23]の表示で、上高野工業団地経由の表示が入る。Gは深夜バス用。

30番台:高津団地方面
Z90204.jpg

東洋バス 行先表示

▲系統番号30番台、高津団地方面の行先表示

HKは八千代台駅〜高津団地を結ぶ[31]と[32]の表示である。経由違いで2つの路線が存在しており、表示も往復2種類ずつ用意されている。HIは終日に渡り運転されている[31]の表示で、高津川の経由入り。

JKは朝と夕方の通勤ラッシュ時間帯に設定されている[32]の表示で、経由は高津新道である。方向幕の時代から高津新道表記だが、高津新道というバス停は無く、通る道を示している。

Lは深夜バス用だが、なぜか経由表示の無い単独表示である。経路的には高津川を経由する。高津団地の単独表示はこのLのみ。

Z90205.jpg

東洋バス 行先表示

▲緑が丘駅発着系統は35番台に区分される

MNは[35]の表示である。[31]の高津団地からさらに緑が丘駅まで足を延ばす緑が丘駅発着便は番号が少し飛んで35番台となっている。経由表示は方向幕時代から引き継いで高津団地のみだが、運行経路的には[31]の延長なので高津川も入れてもよかったかもしれない。緑が丘駅とは東葉高速線の八千代緑が丘駅のことだが、東洋バスでは同駅を一貫して緑が丘駅と表記している。

Oは高津団地〜緑が丘駅のみを走る[36]の表示である。平日の朝と夕方に1便ずつしか設定されておらず、ややレアな表示。緑が丘駅の単独表示は[36]と[42]でしか見られない。逆方向の高津団地行の表示も用意されているが、2014年現在で設定されているのは緑が丘駅方向の便だけなので、通常見ることはできない。

(続く)

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