2014.12.21
2014年秋の静鉄詣で、ラッピング電車以外ももちろんチェックしておく。青帯1011編成である。
まずは1011編成の説明をしなくてはならないだろう。1011編成と言えば、側面の青帯。今となっては広告ラッピングで百花繚乱となっている静鉄の1000形だが、そうなる以前は静鉄随一の特徴車と言ってもよかった。なぜこの編成だけに青帯があるのかというと、1993年に静岡県が行なった「ビタミンシャワーしずおか」という観光キャンペーンの一環で走った広告電車の名残とのことである。
さて、その1011編成だが、2011年の検査の時に前面のストライプが従来の青・オレンジ・緑の3本から青色2本に貼り替えられた。「ビタミンシャワーしずおか」から18年にして、まさかまさか前面まで青帯になるとは、という感じである。これによって、前面側面とも青帯の統一感のある姿となった。
これはぜひとも狙わなければならぬと思っていたが、そうは問屋は卸さない。前面の青帯化以降、2度ほどお目にかかる機会はあれど、いずれもヘッドマークが付いた状態であった。3度目の正直・・・というわけでもないが、2011年の前面青帯化から3年目にしてようやくヘッドマーク無しの姿を撮影できた。
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