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2018.02.15

新京成8000形の茶色帯が復活。

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新京成8000形 8512編成
2018.2.8/二和向台〜三咲

▲2017年6月より茶色帯のリバイバルカラーになっている8512編成

新京成電鉄では、2017年6月より8000形のリバイバル塗装車両の運転を行っている。リバイバルカラーになったのは8512編成で、くぬぎ山工場への入場を機に塗装変更を実施。8000形では過去にも8502編成がマルーンとキャンディピンクのリバイバルカラーとなっていたが、今回の8512編成ではいわゆる茶色帯のカラーとされた。8000形は2006年12月の京成千葉線への直通運転開始に合わせて全車両がマルーンのストライプの帯に変更されたので、約10年半ぶりに茶色帯の8000形が復活することになった。

リバイバルカラーになった8512編成は5月31日に試運転を実施、6月4日に開催された「新京成サンクスフェスタinくぬぎ山」にてお披露目を兼ねて展示された。このイベントではスカートを外した特別な状態での展示となったのは既報の通りである。その後、8512編成は9日より営業運転に復帰するが、その際に前面にも新京成のロゴが貼り付けられている。リバイバルカラーの車両に現行のロゴを入れることに対する考えはいろいろあるだろうけど、2017年に復活したリバイバルカラーということを明確に表していて、これはこれでアリなのではないかと思う。

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新京成8000形 8512編成
2018.2.8/三咲〜滝不動

▲千葉中央行として走る8512編成。京成線方面にも顔を見せる

リバイバルカラーになった8512編成は京成千葉線にも直通する。前述のように新京成の京成千葉線直通運転を機に京成線に乗入れる新京成の車両はすべてストライプの帯とされ、8000形の茶色帯は消滅してしまっていたので、茶色帯の新京成車が京成線内で営業運転を行うは初めてのことになる。直通運転開始から10年を経て、新京成の茶色帯が京成線内で見られるようになるとは世の中何が起きるかわからないものである。くぬぎ山のタヌキはまだここにあり。車両のジェントルピンク化が進み、パンダになってしまった8000形も出現している中で、リバイバルカラーになった8512編成は存在感を示している。

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