2022.12.19
京成3400形が千葉・千原線を走る。
12月18日、京成トラベルサービスが主催する「3400形貸切列車による千葉線・千原線入線ツアー」が催行され、これに伴う団体臨時列車が運転された。ツアーは表題の通り3400形で千葉・千原線への乗入れを目的としたもので、3418編成がS97運行として船橋競馬場→ちはら台→京成津田沼→八千代台を走行。3400形が千葉・千原線を走った。
3400形が千葉・千原線で営業運転を行うのは1999年以来、実に23年ぶり1)のこと。8両編成ではもちろん初めてである。千原線への入線確認は2021年11月14日の終電後に3100形と合わせて実施済みで、試運転から1年を経てようやく3400形の千葉・千原線入線ツアーが実現する格好となった。
- 1)1999年5月に重要部検査を施工した3418編成は、3415-3414のユニットに不具合があったため6両編成で出場、3415-3414が同年9月に遅れて出場するまで6両編成で運用された。この際、千葉線や千葉急行線(現・千原線)にも入線している。
関連記事
京成3400形 3418編成に残る「北総・公団線」表示
京成3400形に残る「北総・公団線」表記。京成高砂から東松戸、新鎌ヶ谷を抜けて千葉ニュータウンに至る北総線は、かつて北総・公団線と言っていた。千葉ニュータウン内の鉄道整備において、諸々の事情から...
京成AE形 団体臨時列車「團十郎号」運転
24年ぶりに「團十郎号」を運転。10月22日、団体臨時列車「團十郎号」が京成上野〜京成成田で運転された。歌舞伎役者・市川團十郎の名を冠したこの列車は、成田山新勝寺にて市川海老蔵丈と堀越勸玄さんが...
京成3100形 千葉・千原線を走る
京成3100形が千葉・千原線を走る。12月12日と25日、京成トラベルサービスが主催する「3100形千葉線・千原線初入線スペシャルツアー」が催行され、これに伴う団体臨時列車が京成上野→ちはら台→...
京成3400形3428編成 営業運転終了
京成3400形に廃車が発生。京成電鉄では9月30日より今年度分の新造車となる3100形3156編成が運行を開始したところだが、これに伴い3400形3428編成が運用を離脱、廃車になった模様である...
京成線 京成トラベルサービス主催の鉄道ファン向けツアーまとめ
京成トラベルサービスが主催する鉄道ファン向けのツアーをまとめてみた。京成電鉄と京成トラベルサービスでは、京成トラベルサービス主催・京成電鉄後援という格好で鉄道ファン向けのツアーを開催している...
最新記事
京成線 2024年11月23日ダイヤ修正
京成電鉄では、11月23日にダイヤ修正を行う。今回のダイヤ修正について、プレスリリースや15日発売の京成時刻表Vol.33などで明らかになっている情報を基に、その内容を見てみよう。本稿では...
四直珍列車研究 134 - 平日 1681K
京成車の特急泉岳寺行が登場。平日1681Kレは、京成車で運転される特急泉岳寺行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車となっている。京成車の泉岳寺行は都営浅草線西馬込始発のものは数多く...
京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)
空とあなたと夏詣。京急電鉄では、6月末より「京急夏詣キャンペーン2024」の実施に合わせて、「京急夏詣号」の運転を行っている。「夏詣」キャンペーンは同社が2019年度より毎年実施しているもので...
都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える
都営浅草線の自動放送どうするの問題を考える。列車内における案内として重要なアナウンス。アナウンスでは列車の種別行先や次駅の案内が行われるが、昨今では自動放送が主流となっており、車掌が自らの肉声で...
船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」
「ふなっしー」なバスが走る。船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年...