2023.02.14
新京成N800形に小変化。
2005年5月に営業運転を開始した新京成N800形は、今年でデビューから18年を迎える。N800形は2018年度に導入した5次車・N858編成を除いて長らく3色LEDの行先表示器を使用してきたが、このほどフルカラーLEDに更新した編成が登場した。1月中旬よりN818編成がフルカラーLEDの行先表示器を備えて運用に入っている。
新しい行先表示器は、N858編成が新造時より装備しているものと同じコイト電工製のセレクトカラー表示器とみられる。優等列車を運行していない新京成線ではフルカラー表示の威力を発揮する場面は少ないが、行先と方面の交互表示が可能となって情報能力は格段にアップ。交互表示はN858編成と同様に京成千葉線への直通列車で見られる。撮影派としては、1/1000のシャッタースピードまで表示が切れなくなったのが嬉しいところだ。
なお、運行番号表示器は従来の3色LEDのままなので、N858編成との外観の違いが生まれている。フルカラーLEDに更新されたのは今のところN818編成だけとなっているが、残りの編成もこの動きに続いていくものと思われる。
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