2023.11.29
新京成8800形8804編成が営業運転を終了、廃車へ。
11月に80000形80046編成を導入した新京成電鉄では、これに伴う車両の動きが発生している。8800形8804編成が廃車となった模様で、現在のところくぬぎ山車両基地において部品撤去など搬出に向けた準備作業が行われているところである。最終運行となったのは8月4日の714系統(京成津田沼16時50分発くぬぎ山行で入庫する運用)であった。その後、休車となって車両基地内で留置される日々が続いたが、復活することなくそのまま運用終了となった。
8800形に廃車が発生するのは、昨年度の8801編成の続いて2編成目となる。今回廃車となった8804編成は、2006年度に実施された8両編成3本(旧8808編成、8848編成、8872編成)の6両編成化改造の際に余った中間車から新たに組成された6両編成。6両編成化に伴う改番前の車号は、松戸方より8804-8806-8844-8870-8846-8868で、車齢の異なる2両ずつが繋がった編成であった。
8804編成の廃車により、8800形は残り14編成となった。このうち9編成は今年度までにリニューアル工事が実施されているが、新京成はもとより8800形のリニューアルの対象を9編成としていたので、当初の予定が変わっていなければその予定数に達したことになる1)。今後、8800形については非リニューアルの5編成を先行して置き換え、その後に残りの9編成を順次廃車にしていくという流れになるだろうか。
- 1)VVVFインバーターなどの機器更新を実施していない8815編成を含む。
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