KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

京成線 まだまだ頑張る3400形

2024.08.29

まだまだ頑張る京成3400形。

D42103.jpg

京成3400 3448編成
2023.12.5/平和島

▲残すところ1編成のみとなった3400形。2023年11月には重要部検査が施工され、まだまだ元気に頑張る姿を見せてくれている
D70502.jpg

京成3400 3448編成
2024.5.4/京成酒々井

▲成田空港からの都営浅草線直通列車として走る3400形。直通他社局線にもその健在っぷりをアピールする

京成の車両の動向について、現在のところ注目のひとつは3400形の去就であろう。2020年度より廃車が始まった3400形は、残すところ1編成、3448編成が走るのみとなっている。3448編成は2023年11月に重要部検査を施工、まだまだ頑張る姿を見せてくれている。

3400形が今も現役なのは、2020年と2022年に発生した脱線事故の影響であることは間違いないところ。2回の脱線事故によって3700形を8両廃車にせざるを得なくなり、その代わりとして運用に入っているといえる。そうでなければ、3400形は2023年4月のデジタル無線完全移行のタイミングで引退していたはずだった。

折しも、京成は車両の導入を編成両数が変更可能な仕様の新型車両3200形に移行している。本来であれば、3400形(と3600形3688編成)がいなくなった段階で、満を持して3500形を置き換えるための3200形導入だったはずである。3688編成はまだしも、8両編成の3448編成が残ってしまっているのは、京成にとっては頭の痛い問題であろう。

とは言え、趣味的には3400形がいまだ元気な姿を見せてくれているのは嬉しいところ。京成線では最大勢力である3000形ばかりを目にする今日このごろ、乗車時に3400形の列車に当たったときには思わずガッツポーズしてしまうところである。はたしていつまで走ってくれるだろうか。引退となるそのときまで、事故や故障なく無事に走り切ってもらいたいと思う。

関連記事

2024.04.17

京成グループ 車両の動き(2023年度)

京成グループにおける2023年度の車両の動きをまとめてみよう。まずは京成。ここ数年は列車無線のデジタル化に伴う予備車の存在や2度にわたる脱線事故の影響などでイレギュラーな車両の動きが続いていたが...

  • 京成
  • タグはありません
京成グループ 車両の動き(2023年度)

2024.04.02

京成3400形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク(2024年)

今年も桜に染まるまち、佐倉。京成電鉄では、3月上旬より3400形3448編成において「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマークの掲出を行っている。佐倉市において毎年この時期に実施している観光キャン...

京成3400形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク(2024年)

2023.07.04

京成3400形3438編成 営業運転終了

京成3400形に廃車が発生。3100形の導入などで2020年度より廃車が進行している3400形だが、3438編成が営業運転を終了している。最終運行は4月14日(A23→59K運行)。それから宗吾...

  • 京成
  • タグはありません
京成3400形3438編成 営業運転終了

2023.05.01

京成3600形3688編成 リバイバルカラーに訪れた3回目の春

京成3600形3688編成、リバイバルカラーの3回目の春。京成電鉄では、2018年度より列車無線のデジタル化(IR無線からデジタルSR無線への更新)を推進してきたところだが、このほど4月24日に...

京成3600形3688編成 リバイバルカラーに訪れた3回目の春

2023.03.27

京成3400形3418編成 営業運転終了

京成3400形に廃車が発生。3100形の導入などで2020年度より置き換えが進んでいる3400形だが、このほど3418編成が営業運転を終了した模様だ。現在、同編成は既に一部の機器類の取り外しが...

  • 京成
  • タグはありません
京成3400形3418編成 営業運転終了

最新記事

2026.07.17

京成成田スカイアクセス線の将来展望 1 - 京成線の機能強化

京成成田スカイアクセス線の将来展望、その1。本日、開業から16周年を迎えた京成成田スカイアクセス線。同線の将来について、いろいろと大きな発表があったところなので、まとめておこう。現在、成田空港で...

京成成田スカイアクセス線の将来展望 1 - 京成線の機能強化

2026.07.11

京成3000形・8800形 「京成ドリームトレイン」運転(2026年)

子どもたちの夢を乗せて走る電車。京成電鉄では、2月28日より「京成ドリームトレイン」の運行を実施している。「京成ドリームトレイン」は、小学生以下の子どもたちが描いた「自分の夢・将来の夢」を車内や...

京成3000形・8800形 「京成ドリームトレイン」運転(2026年)

2026.07.06

京成3200形 4両編成の運用開始

京成3200形に新たな動きが発生。2025年2月にデビューした新型車両・3200形に新たな動きが生じている。2025年度までに18両が導入された3200形は、これまで4+2または2+4組成の6両...

  • 京成
  • タグはありません
京成3200形 4両編成の運用開始

2026.07.01

京急1500形 1700番台の廃車始まる

京急1500形、1700番台8両編成の廃車始まる。1000形の導入により、徐々に数を減らしている1500形。2023年度には界磁チョッパ車の置き換えが完了、アルミ車に初めての廃車が発生したところ...

  • 京成
  • タグはありません
京急1500形 1700番台の廃車始まる

2026.06.25

京成線 さようなら、鬼越第5号踏切道

さようなら、鬼越第5号踏切道。京成本線鬼越第5号踏切道(鬼越5号踏切)。鉄道趣味で京成を対象としていて、この名称を聞いてピンとこない人はモグリである。この踏切は、京成線に残る最後の第4種踏切道で...

京成線 さようなら、鬼越第5号踏切道