京成松戸線 新京成線からのビフォー・アフター 車両編
2025.10.19
京成松戸線、新京成線からのビフォー・アフター。車両編。
新京成8800形 8809編成
2024.10.16/五香〜元山
京成8800形 8809編成
2025.10.15/五香〜元山
京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併し、新京成線が京成松戸線として改めて開業してから早くも半年を迎えた。新京成線が京成松戸線となったことで生じたさまざまな変化を、ビフォー・アフターというかたちで見てみよう。まずは車両編。
車両の塗装
まず、やはり新京成線の京成松戸線化で最も大きなインパクトを与えているのは、車両の塗装だ。冒頭の写真で示したように、京成車の標準塗装である青と赤への塗装変更が開始され、京成カラーとなった80000形やN800形、8800形が見られるようになっている。塗装変更は検査などのタイミングに合わせて順次実施されており、現時点では80016編成、80026編成、80046編成、N818編成、N828編成、8807編成、8809編成がそれぞれ京成カラー化済み。このペースで行けば、あと3年程度で京成カラーへの移行完了が見込まれる。
塗装変更が進む一方で、車内についてはほとんどそのままとなっている。新京成では2016年度より実施した8800形のリニューアル工事で、車内について同社のコーポレートカラーであるピンク色を多用したデザインを採用。2018年度以降に導入されたN800形や80000形もこれに追随しているが、今のところ塗装変更だけが先行しているため、外は京成で中は新京成というなんとも不思議な状況が生じている。
また、既存の塗装で走る車両についても、新京成のコーポレートロゴが消去されるなどの変化がある。
車番プレート
京成8800形 車番プレート
車体について、細かいところではN800形と8900形、8800形の車体の裾に設置されている車番プレートが、京成への移行に伴い交換が実施された。もとの車番プレートが新京成の社紋入りだったためで、交換後は単純に車両番号のみが書かれたプレートとなった。交換作業は塗装変更とは関係なく行われ、松戸線となった4月までに全車両で実施済みとなっている。
行先表示
京成80000形 行先表示
京成8800形 行先表示
行先表示にも変化が見られる。各駅停車のみの運行だったためこれまで列車種別の概念がほとんどなかった新京成だが、松戸線としてさまざまな種別の列車が走る京成の一員となったことで、4月より行先表示において種別の表示が開始された。一方、新京成が独自に表示していた駅ナンバリングも引き続き表示することとしたため、行先表示は京成本線の車両とは異なる松戸線独自のものとなっている。
なお、この変更に先立ち、8800形の一部に残っていた方向幕式の行先表示は全てLED式に更新された。したがって、現時点で松戸線を走る車両は全てLED式の行先表示である。
LCD案内表示器
京成80000形 LCD案内表示器
京成80000形 LCD案内表示器
京成N800形 LCD案内表示器
車内ドア上のLCD案内表示器についても改修を実施。案内を更新しただけでなく、表示デザインも新京成カラーから京成カラーに変更した。始発駅の案内で見られた新京成のマスコットキャラクター「しんちゃん」と「けいちゃん」は同社の解散とともに卒業したため、「京成パンダ」に取って代わられている。
京成3000形 LCD案内表示器
2025.3.29/**
京成3000形 LCD案内表示器
2015.10.13/**
京成本線の車両においても改修を実施。新京成線の案内を京成松戸線とするなどの、案内の更新が実施されている。
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