2006.12.10
▲京成直通対応で6連となった8801編成も直通運転に参加
12月10日、京成線のダイヤ改正とともに新京成の千葉線乗り入れがスタートした。直通1番列車である303→703Fは、「to Chiba」ラッピング、そして特製のヘッドマークを掲出した8508編成、続く305→805Fには京成直通対応で6連化された8801編成、その後も8000形が次々と京成に入線していった。直通初日のこの日、日中の京成直通に関わる8運用は8000形7本、8800形1本で運転された模様で、やはりタヌキが千葉線に大量進出ということになった。
▼記念式典
直通1番列車の運転に合わせて、松戸駅では出発式が、千葉中央駅では到着式が行なわれた。1番列車に関わった乗務員への花束贈呈などが行なわれた模様。
▼方向幕
新京成線内は、従来通り種別表記がないものを用い、京成線内では新たに用意された「普通」表記入りの方向幕を掲出する。境界の京成津田沼駅で表示が変わるというわけだ。表示が切り変わるのは、乗務員交代の際に無線などを切り替えるスイッチを操作したときと思われる。また、京成線内では運行番号の表示も行なうため、同じく京成津田沼駅で運番を表示する装置も操作する。
▼運番
新京成では運番というものがないっぽいため、新京成線内の列車番号の下2桁にFを付加(上り列車は下2桁に1を減らしたものにFを付加)というものを京成線内では運番として扱っているっぽい。そのため、京成直通関連の新京成車は8本で回しているが、表示される運番は最小で「03F」、最大で「51F」となっている。さらに、上り下りで表示する番号を合わせるため、新京成線内に301列車は存在せず、303列車からとなる。(303列車の折り返しは302列車で、京成線内は上り下りとも「03F」を表示)
▼案内
京成津田沼駅では、これまでのかなり長い間、千葉方面行の列車は3・4番線から発車ということになっていた。今回の直通運転開始でそれが覆されたことになる。そのため、乗客に混乱を招かないよう、千葉方面行きの列車の発車ホームに関しては、かなりしつこく案内されていた。日中は5番線発車で統一されているからよいものの、直通運転の開始間際と終了間際は発車ホームが別ホームで交互という場合もあるので注意が必要になる。
画像でもお分かりいただけると思うが、とにかく発車ホームに関してはアナウンスが多い。慣れるまでに少し時間がかかりそうだ。
#私は千葉線ユーザーなのだが、直通運転開始3日目にして早くも千葉線を走る新京成の全車種(8000形・8800形・N800形)に乗車する機会があった・・・が、やはり違和感たっぷり笑 慣れる日は来るのだろうか、、、というぐらい今回の直通運転は千葉線にとって大きな出来事だと思う(^^ゞ
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