2016.05.09
臨時アクセス特急運転に伴う臨時回送。

京成3050形 3054編成
2016.5.9/ユーカリが丘〜うすい
5月9日、京成3050形3054編成の臨時回送が高砂〜宗吾参道間で運転された。ゴールデンウィーク期間中の臨時アクセス特急運転終了に伴うもので、臨時アクセス特急運転期間中において高砂出庫の編成が通常より+1となるための、運用調整の回送列車である。以前の記事で取り上げた臨時アクセス特急運転前の臨時回送とは逆方向の回送列車となる。
臨時アクセス特急運転開始前の臨時回送がS3xで運転されるのに対し、運転終了に伴う臨時回送は早朝にS07運行として設定されている。これは宗吾参道に到着した後、そのまま宗吾参道始発の定期回送607Kレ(アクセス特急の送り込み列車)となるため。そのため、07K運行は臨時アクセス特急運転終了日の翌日だけ事実上高砂出庫になる、とも言える。
2012年の夏休み期間から運転の始まった臨時アクセス特急だが、今回のようにゴールデンウィーク期間中に運転されるのは初めて。運転日が増えるということで、それなりに好評な列車であることがうかがえる。現在は不定期列車という扱いになっているが、定期列車への昇格を期待したいところだ。
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