KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン

2023.05.16

リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。

X85158.jpg

ちばレインボーバス 197号車
2023.2.3/高花

▲ちばレインボーバス197号車。京成トランジットバスからの移籍車で、京成トランジットバス在籍時のカラーリングのまま使われている
X85409.jpg

ちばレインボーバス 197号車
2023.4.25/印西市高花

▲うしろ側

北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車については、珍妙な車両として過去にも京成トランジットバスのマルーン色そのままな307号車やちばグリーンバスの塗装で走る308号車をご紹介しているが、またしても変ちくりんな車両が出現した。2022年9月ごろに登場した197号車、日野ブルーリボン(PJ-KV234Q1改、2005年式)である。

197号車の特徴はそのカラーリング。ボディに塗られた爽やかなブルーの濃淡は、京成トランジットバスの貸切カラーで通称「リゾートカラー」と呼ばれるものである。もとは京成トランジットバスM107号車で、希望番号で取得したナンバープレートにその名残を留める。浦安市のディズニーリゾートで貸切輸送に従事していた車両が、塗装そのままに千葉ニュータウンエリアを走っているというわけなのだ。

同車の経歴をさらにさかのぼると、最初は京成バス船橋営業所4891号車として導入。その後、市川営業所2457号車、新習志野高速営業所H722号車を経て京成トランジットバスの移籍となる。当初は京成バスグループ共通の貸切カラーだったが、京成トランジットバス在籍時に前述のとおりリゾートカラーに変更された。同車にとって現在のちばレインボーバス本社営業所は、3社5営業所目の所属先となる。

Y52711.jpg

京成バス 2458号車・2457号車
2017.6.11/中山競馬場

▲中山競馬場の直通バスとして走る京成バス2458号車と2457号車。右の2457号車が後のちばレインボーバス197号車だが、左の2458号車も行き着く先はちばレインボーバスで、現在の502号車である

なお、船橋営業所で1番違いだった4892号車も2458号車→H721号車を経てちばレインボーバス502号車としてほぼ同時期に転入している。まるで生き別れた兄弟が紆余曲折を経て再会する・・・そんなようなストーリーもなんだか面白いところ。

関連記事

2023.09.29

ちばレインボーバス312号車 ワンロマ仕様のいすゞエルガ

あなたのワンロマ車はどこから・・・? 千葉ニュータウンを中心に営業を行うちばレインボーバス。車両は自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からやってきた経年の移籍車が多数在籍しており、本社...

ちばレインボーバス312号車 ワンロマ仕様のいすゞエルガ

2021.09.20

京成バス0313号車 カモメカラーのエアロミディME

カモメが八千代にやってきた。京成バス0313号車は習志野出張所に所属する三菱ふそうエアロミディME、7mの小型車(PA-ME17DF、2007年式)である。最大の特徴はその見た目。青い車体に...

京成バス0313号車 カモメカラーのエアロミディME

2021.05.30

京成バス1009号車 いすゞエルガデュオLX525Z1

初物づくしの1台。2020年10月、東京都心と臨海副都心を結ぶ新しい交通機関として東京BRTが開業した。開業時より9台の車両で運行していることは以前の記事でご紹介したとおりだが、ここでは特に...

京成バス1009号車 いすゞエルガデュオLX525Z1

2020.10.30

ちばグリーンバスCG-157号車 ワンロマ仕様のエアロスター

ちばグリーンバス随一の変わりモノ、水害に沈む。ちばグリーンバスを襲った豪雨災害から1年が経った。弊サイトではこれまでに災害に伴う復旧車両の話題を取り上げてきたが、今回は水害で沈んでしまった側の...

ちばグリーンバスCG-157号車 ワンロマ仕様のエアロスター

2020.08.31

船橋新京成バスF-132号車 さようなら船橋バス

さようなら、船橋バス。かつて船橋バスというバス事業者があったのを憶えているだろうか。船橋市高根町に本社を構えていた船橋バスは、船橋グリーンハイツの団地輸送のために設立されたバス会社であった...

船橋新京成バスF-132号車 さようなら船橋バス

最新記事

2026.04.03

京成3500形 3524編成など12両が営業運転終了

京成3500形に廃車が発生。2025年度も3200形の導入に伴い、3500形に廃車が発生した。廃車となったのは、3512編成(3512-11+3526-25+10-09)の中間2両と3524編成...

  • 京成
  • タグはありません
京成3500形 3524編成など12両が営業運転終了

2026.03.28

京成3050形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク(2026年)

桜に染まるまち、佐倉。京成電鉄では、3月7日より3050形3051編成において「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマークの掲出を行っている。同社と佐倉市、京成バス千葉イーストが毎年この時期に実施して...

京成3050形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク(2026年)

2026.03.22

京成バス千葉セントラル2036号車 東京ベイシティ交通カラーのいすゞエルガ

習志野ベイシティバス・・・? 2025年4月にバス事業の大再編を実施した京成電鉄バスグループ。これまで小さな地域ごとに設立されていたグループ15社が、持株会社である京成電鉄バスホールディングスを...

  • 京成
  • タグはありません
京成バス千葉セントラル2036号車 東京ベイシティ交通カラーのいすゞエルガ

2026.03.17

ベトナム 首都ハノイを走る路線バス - 乗車編

2025年秋にベトナムを訪れた際に、首都ハノイの路線バスを利用する機会があったので、レポートしよう。その2は乗車編。ベトナムの首都ハノイの公共交通の主役は、路線バスである。ハノイ市内では...

ベトナム 首都ハノイを走る路線バス - 乗車編

2026.03.11

芝山鉄道3500形 引退記念ヘッドマークを掲出

さようなら、芝山鉄道3500形。京成3500形のうち、芝山鉄道にリースされて芝鉄車として走る3540編成。そんな3540編成だが、まもなく終わりを迎えるようだ。芝山鉄道は、3540編成が3月末を...

芝山鉄道3500形 引退記念ヘッドマークを掲出