四直珍列車研究 84 - 平日 2153T
2016.07.28
近年増えつつある都営車の金沢文庫行。以前にエアポート急行金沢文庫行を取り上げたことがあったが、今回は2153T普通金沢文庫行などをば。
都営5300形 5323編成
2013.8.5/六 浦
- [平日]2153T 普通金沢文庫行
- 始発:新逗子2133 → 終着:神奈川新町----
- ダイヤ:2013.10.26改正
- 備考:金沢文庫から回送
平日2153Tは都営車による普通金沢文庫行である。2012年10月の京急蒲田駅付近の高架化完成に伴うダイヤ改正で設定されたもので、同改正における横浜方面のエアポート急行増発によって登場した列車となっている。同改正では以前の記事でご紹介したエアポート急行神奈川新町行を新逗子までの運転に延長、その折返し列車として普通金沢文庫行も合わせて運転されることになった。設定当初は2129Tであったが、2013年10月ダイヤ改正より2153Tとなっている。都営車の普通金沢文庫行はこれも以前にご紹介した深夜特急(金沢文庫行の最終特急)の北総線〜京成線内でのみ見られる行先種別の組合せとなっていたが、このほど京急線内でも見られるようになった。また、京急線内を普通列車として走る数少ない都営車の列車でもあり、運転区間が短いということもあってレア度は高い。
時刻表上は金沢文庫行の列車ということもあり、金沢文庫到着後は金沢検車区に入庫するものかと思ってしまうが、実際には金沢文庫から種別を回送に変えて引き続き神奈川新町まで走る。ちょっとムダなような気もしないでもないが、前述のようにもともとは神奈川新町行でそのまま入庫の運用だったので、車両を同駅まで戻す必要があったわけである。神奈川新町到着後は新町検車区に入庫、同区にて夜を明かして翌日の543T(平日)あるいは2145T(土休日)で出庫となる。
それにしても不思議なのは、エアポート急行に関わる出入庫列車でも金沢文庫始発新逗子行はエアポート急行として運転されるのに対し、新逗子始発金沢文庫行は普通車となっている点。京急では慣習的に優等運用の出入庫列車を運転区間で全駅停車になろうともその種別で運転させているが、さすがにエアポート急行というエアポートの名の付く種別で羽田空港まで行かない上り列車の運転は避けたいということなのだろうか。理由はともあれ、そのおかげでエアポート急行ではなく普通金沢文庫行という珍列車となっているのでありがたいこと(?)ではあるのだが。
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