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2018.05.18

東洋バスで羽田空港にレッツラゴー(死語)

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東洋バス 227号車
2018.4.29/羽田空港国際線ターミナル

▲羽田空港に東洋バスのエアロスターが現る。東京モノレール1000形の特別塗装編成との出会いも。どうしてこうなった

太平洋戦争の終結間もない1947年に産声をあげた東洋バスは、今年でめでたく創立70周年を迎えることとなった。同社の公式Webサイトにおいてもたいへん懐かしい写真とともに70周年の感謝を込めたメッセージが掲載されており、ささやかながら祝賀ムードが漂っているところである。

そんな東洋バスだが、70周年ということで何かやらにゃいかんと思ったのか、「227号車で行く路線バスの旅」なるツアーを企画。ほうほう、気候も穏やかなこの季節、ちょいとバスで小旅行も乙なもの・・・かと思いきや、何を血迷ったのか一般の路線型車両で羽田空港まで行ってみよう1)という誰得な内容のものをぶっこんできやがったもんから困ったものである。いきなり針が振り切れすぎなんだよなあ(褒め言葉)。

・・・とは言いつつ、これまでこういったことをほとんどしてこなかった東洋バスがこういう内容のツアーを企画してくれたという驚きと喜び(と若干の不安)のもと、車庫内での撮影会付きという内容にホイホイ釣られてツアーに参加してみたわけである。こういう機会もそうそうないことだろう。果たしてどういうツアーになったのだろうか。その模様をお伝えしよう。

八千代台駅→JR幕張駅→千葉シーサイドバス第三車庫

かくして、4月29日に「227号車で行く路線バスの旅」は催行されたのである。ツアーの集合場所である八千代台駅を出発し、まずはJR幕張駅(千葉シーサイドバス本社営業所)に向かう。幕張は東洋バスが本社を構えるところであるが、八千代台以北はグループ子会社である千葉シーサイドバスの営業エリアなので、東洋バスの一般路線車がそこに足を踏み入れるのはなかなかない機会である。

さらに、JR幕張駅北口の仮ロータリーへの乗入れや千葉シーサイドバスの第三車庫で撮影会を実施。ツアーはまだ始まったばかりだというのにてんこ盛りな内容である。もうこれ羽田空港まで行かなくていいんじゃねという声も聞かれるほど・・・(おい)

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東洋バス 227号車
2018.4.29/JR幕張駅

▲千葉シーサイドバス本社営業所にて。到着して早々に撮影会が始まるわけだが、今回はこういうツアーなのである。ここには東洋バスの本社もあるが、前述のように東洋バスの車両がここにやってくる機会はほとんどないので、東洋バスの車両×本社屋というのは意外とありそうでない組合せ。なお、今回のツアーはツアーのタイトルの通り227号車(三菱KL-MP37JM、2002年式)がアサインされているが、特に深い理由はなくこの日のツアーを担当された乗務員氏の担当車というだけである
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東洋バス 227号車
2018.4.29/JR幕張駅

▲今回のツアーの目玉のひとつ(?)、JR幕張駅北口仮ロータリーへの進入。26日より千葉シーサイドバスのJR幕張駅バス停が移転の上で乗入れが開始される予定だが、一足先にバス停を使わせていただいた。もちろんここでも撮影会。今回はこういうツa(以下略)
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千葉シーサイドバス 2031号車&2030号車
2018.4.29/第三車庫

▲さらに、千葉シーサイドバス本社営業所第三車庫に寄り道。第三車庫は貸切車両や特定用の車両を収容している車庫である。普段は頭から駐車スペースに突っ込む格好となっているが、この日だけは特別に頭をこちら側に向けた状態にしてツアー一行を出迎えてくれた
→(国道357号)→八潮団地→羽田空港国際線T

第三車庫を出発し、いよいよ羽田空港へ。途中、これ見よがしに京成バス新都心営業所の脇を通ったりしながら国道357号を西進。旧江戸川を越えて都内に入る。2016年に開通した東京港トンネルの一般部を通過し、もうすぐ羽田空港というところで八潮団地へ。

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東洋バス 227号車から見た風景
2018.4.29/**

▲国道357号を西進し、東京都内に突入する。ここに、東洋バス一般路線車の都内乗入れという快挙(?)が達成された
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東洋バス 227号車から見た風景
2018.4.29/**

▲東洋バスが海底トンネルを走るのは初めてになるかと思います、と乗務員氏の談。道中、乗務員氏の冗談を交えながらのキレッキレのマイクパフォーマンスもツアーの楽しみどころのひとつであった
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東洋バス 227号車から見た風景
2018.4.29/**

▲普段は団地輸送に勤しむ東洋バスの帰巣本能が働いたのか、羽田空港を目前にして大田区は八潮団地に寄り道。このあたりは都営バスや京急バスの営業エリアだが、これらに遭遇するたびにいちいち大盛り上がりする車内。なんだこれ

ってことで、羽田空港に到着。

(つづく)

  • 1)シートベルトが付いていない車両のため、必然的にオール下道となることは明らかであった。すなわち、ツアーを申し込む段階でわれわれは試されていたのである(何を)

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