2022.07.03
京成3050形の車内LCD案内表示器に変化。
列車内における案内の手段として、LEDのスクロールなどによる案内表示からより多くの情報が一度に伝えられるLCDが主流になって久しい。京成の通勤型車両においても2010年7月にデビューした3050形(3000形7次車)からLCD案内表示器が採用され、従来のLED表示器からの換装を含めてLCD案内表示器を持つ車両が増加してきた。
そんな3050形だが、3月末ごろにLCD案内表示器が更新されている。LCDの画面の大きさは従来の15インチのままながら、表示の内容を2015年度の新造車より使用されている17インチLCDの案内表示に準じたものに変更。京成のLCD案内表示器に新たなバリエーションが誕生した。
LCD案内表示器が更新されているのは今のところ3051編成のみ。ソフトだけの改修であれば短期間のうちに他の編成にも同様の変更が及ぶだろうから、表示器そのものの更新あるいはシステム丸ごとの取り替えが行われているものと思われる。3050形のLCD案内表示器は経年劣化によって表示が死んでいる箇所が見られるので、なるべく早くそういった状態の解消が望まれるところ。
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