KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2023.04.06

京急1000形1890番台、祝・「ブルーリボン賞」受賞。

D41098.jpg

京急1000形 1893編成
2023.3.25/生 麦

▲鉄道友の会の2022年「ブルーリボン賞」に選定された京急1000形1890番台。そのことを記念したヘッドマークの掲出と装飾を実施している
D41127.jpg

京急1000形 「『ブルーリボン賞』受賞記念」特別装飾
2023.3.25/**

▲デハ1893-2の海側側面にも特別装飾を実施

京急電鉄では、12月上旬より1000形1893編成にて「ブルーリボン賞」受賞記念ヘッドマークの掲出および装飾を実施している。2021年5月に営業運転を開始した1000形1890番台「Le Ciel」が、2022年の同賞に選定されたことを受けたもの。鉄道友の会「ブルーリボン賞」は、前年1年間に国内で営業運転を開始した車両を対象に会員投票によって選定された最優秀車両に送られる賞となるが、京急における同賞の受賞は1983年の2000形以来2例目となる快挙。

鉄道友の会は、1000形1890番台を「ブルーリボン賞」に選定した理由について、「L/C腰掛や車内トイレ設備など同社で初めてとなる設備を設え、通勤・通学のみならず観光・イベントなど新たな車両用途を模索しているほか、最新水準の機器類を積極採用しつつ実績ある安定した仕様を踏襲。チャレンジングな姿勢と堅実性を兼ねそろえたトータルバランスに優れた車両」と説明。まさしく1000形1890番台の設計理念そのものが評価されたと言えよう。

D41129.jpg

京急1000形 「ブルーリボン賞」受賞プレート
2023.3.25/**

▲先頭車両、運転台付近の壁面に取り付けられた受賞プレート。全5編成で見られる

1000形1890番台に対する特別装飾は、昨年秋ごろに実施された「すみっコぐらし10周年号」以来2例目となる。なお、当初3月31日まで掲出予定としていた「ブルーリボン賞」受賞記念ヘッドマークおよび装飾は、6日現在も実施中。いつまで見られるだろうか。

関連記事

京急600形 「川崎区制50周年」「東海道川崎宿起立400年」ヘッドマーク

川崎区制50周年と東海道川崎宿起立400年を祝う。京急電鉄では、12月下旬から1月下旬まで600形において「川崎区制50周年」「東海道川崎宿起立400年」ヘッドマークの掲出を行った。2022年...

京急600形 「川崎区制50周年」「東海道川崎宿起立400年」ヘッドマーク
京急600形 「すみっコなかま号」運転

「すみっコぐらし」と京急蒲田駅付近の連続立体交差化完了の10周年を祝して。京急電鉄では、9月上旬より600形606編成を使用したラッピング電車「すみっコなかま号」の運転を行っている。人気キャラ...

京急600形 「すみっコなかま号」運転
京急1000形1890番台 「すみっコぐらし10周年号」運転

「すみっコぐらし」と京急蒲田駅付近の連続立体交差化完了の10周年を祝して。京急電鉄では、1000形1893編成を使用したラッピング電車「すみっコぐらし10周年号」の運転を行っている。人気キャラ...

京急1000形1890番台 「すみっコぐらし10周年号」運転
京急1000形1890番台 愛称「Le Ciel(ル・シエル)」を付与

L/C座席にトイレ付という仕様で2021年5月に導入された1000形1890番台。11月からは2021年度導入の3編成も順次加わり、計5編成となって活躍の場を拡げている。2022年3月、そんな...

京急1000形1890番台 愛称「Le Ciel(ル・シエル)」を付与
京急1000形1890番台 登場

5月6日、話題の新車、京急1000形1890番台が営業運転を開始した。遅ればせながら実車の様子を見に行ってきたので、レポートしよう。さて、1000形1890番台については最初にプレスリリースが...

京急1000形1890番台 登場

おすすめの記事

2024.07.20

四直珍列車研究 134 - 平日 1681K

京成車の特急泉岳寺行が登場。平日1681Kレは、京成車で運転される特急泉岳寺行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車となっている。京成車の泉岳寺行は都営浅草線西馬込始発のものは数多く...

四直珍列車研究 134 - 平日 1681K

2024.07.15

京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)

空とあなたと夏詣。京急電鉄では、6月末より「京急夏詣キャンペーン2024」の実施に合わせて、「京急夏詣号」の運転を行っている。「夏詣」キャンペーンは同社が2019年度より毎年実施しているもので...

京急1000形 「京急夏詣号」運転(2024年)

2024.07.10

都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える

都営浅草線の自動放送どうするの問題を考える。列車内における案内として重要なアナウンス。アナウンスでは列車の種別行先や次駅の案内が行われるが、昨今では自動放送が主流となっており、車掌が自らの肉声で...

  • 東京都交通局
  • タグはありません
都営浅草線 自動放送どうするの問題を考える

2024.07.04

船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」

「ふなっしー」なバスが走る。船橋新京成バス2741号車が特別仕様「ふなっしー号」として走ってる。「ふなっしー」といえば千葉県船橋市を中心に暴れている同市で人気の非公認キャラクターだが、2023年...

船橋新京成バス2741号車 「ふなっしー号」

2024.06.30

北総車の京急線内特急運転が復活

約19年ぶりに復活した北総車の京急線内特急運転を見る。京急線に大きな変化をもたらした2022年11月ダイヤ改正。京急自ら「23年ぶりの大改正」としたこのダイヤ改正では、特に日中時間帯の運行...

北総車の京急線内特急運転が復活