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ポルトガル周遊の記 11 - アートな世界のリスボン地下鉄

2016.12.01

ここからはポルトガルの首都リスボンの公共交通について取り上げていこうと思う。

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リスボン地下鉄の車両
2016.2.13/Oriente

▲リスボン地下鉄の車両は片側3ドアのステンレス車。写真は閑散時間帯での3両編成で走る姿

まずは地下鉄をば。リスボン地下鉄は2016年現在、4つの路線を運行している。以前の記事でご紹介したポルトメトロはどちらかというとLRTに近い乗りものであったが、こちらはちゃんとした(?)地下鉄である。その開業は1959年で、他の都市に比べるとちょいと遅めという印象。だが、各駅は大きく余裕のある作りとなっており、特に駅の空間をパブリックなものと位置づけてアートを積極的に取り入れているのが特徴で、ともすれば似たような空間の連続となってしまいがちな地下鉄の駅に華やかさを持たせている。後発の地下鉄である強みを活かしている格好だ。リスボン地下鉄の駅はどの駅も個性的なものに仕上がっており、それを見て回るだけでも楽しい。

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リスボン地下鉄空港駅 ホーム
2016.2.8/**

▲空港駅では誰が誰だか分からんがポルトガルの偉人がお出迎え。写真だと単に壁にシールか何かを貼ってあるように見えるが、実際には大理石に白と黒の石がキッチリカッチリハメ込まれている。すごい
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リスボン地下鉄レスタウラドーレス広場駅 ホーム
2016.2.9/**

▲天井の高いレスタウラドーレス広場駅のホーム。世界の都市(パリ、ロンドン、モスクワ、リオ・デ・ジャネイロ、ニューヨーク、マドリードの6都市で残念ながら東京は無かった)を抽象的に描いた絵が飾られている
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リスボン地下鉄オリエンテ駅 ホーム
2016.2.13/**

▲オリエンテ駅のホームには大きなアズレージョが。若手芸術家の作品らしく、なかなかアヴァンギャルドな感じ
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リスボン地下鉄 路線図
2016.2.9/**

▲リスボン地下鉄の路線図。幾何学的でシンプルなデザイン。各路線にロゴマークが設定されているのが特徴的

リスボン地下鉄の4つの路線は、青線、黄線、緑線、赤線という名称で、それがそのまま路線図上のラインカラーになっている。それに加えて各線には愛称が設定されており、青線はかもめ線(Linha de Gaivota)、黄線はひまわり線(Linha de Girassol)、緑線はキャラベル船線(Linha de Caravela)、赤線はオリエンテ線(Linha de Oriente)というふうになっている。なんてシャレオツ! さらに面白いのが、各線には愛称に基づいたロゴマークもそれぞれに作られている点で、それらは路線図や案内サインで実際に使用されている。1つ1つの路線がロゴマークを持つ地下鉄なんてあまり見かけないない気がするが、他にはあるのだろうか。

車両は4種類ほど走っているようだが、見た目は全部同じ。ラインカラーにかかわらず、前面が赤色、扉が青色のステンレス車両である。3両編成が1つのユニットになっており、乗客の少ない早朝と深夜は3両編成、ラッシュ時間帯と日中はユニットを2つ繋げた6両編成で運行される。1日の中でユニットをいちいち連結したり切り離したりするのは面倒臭いはずなのだが、そこらへんはやけに合理的である。ちなみに6両編成の列車でも3両編成の列車でも駅における列車の停車位置は一律に一番前と定まっているようで、早朝と深夜の3両編成では列車に向かって駆け込んでいく人たちをよく見る。さすがにそれは停車位置を変えるとか何とかしたほうがいいんじゃないかい・・・。

運賃は1回の乗車でどこまで乗っても1.4ユーロという謎のどんぶり勘定。逆に1駅の移動でも1.4ユーロということを意味するが、ヨーロッパの物価を考えるとこれは破格の安さと言えるだろう。IC乗車券「Viva Viagem」ならば1回乗車あたり0.15ユーロが割り引かれて1.25ユーロになる。1日乗車券(24時間パス)は6ユーロで、これは地下鉄だけでなく路面電車やバス、ケーブルカーでも使えるのでかなりお得だと思う。1日乗車券は「Viva Viagem」に情報を入れる格好となるが、前回の記事でご紹介したように「Viva Viagem」がなかなかポンコツなIC乗車券なので、券売機から弾かれたとしても冷静な対処が求められる(ぉ

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リスボン地下鉄 自動券売機
2016.2.8/Aeroporto

▲リスボン地下鉄のチケットベンダー。やや大ぶりだが、クレジットカードも使える優れもの。いちいちレシートが発行されるが、受け取らない人が多いのでやや散らかり気味

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