2022.12.04
祝・芝山鉄道線開業20周年。
2022年10月27日に開業20周年を迎えた芝山鉄道は、同社に所属する3500形3540編成にこれを記念するヘッドマークを掲出している。「芝山鉄道線開業20周年記念事業」の一環となっており、同事業ではヘッドマーク掲出のほかにも記念乗車券や記念グッズの発売、芝山千代田駅における記念スタンプの設置や写真展示なども合わせて実施。全長2.2kmの日本一短い鉄道が開業20周年を機に盛り上がりを見せている。
ヘッドマークは開業20周年ロゴマークを用いたもので、3500形とともに飛行機が描かれたイラストに空港の至近を走る芝山鉄道らしさが感じられる。掲出位置は先頭車両の正面向かって左側、3500形更新車独特の天地方向に広い前面窓ガラスを活用する格好でステッカーを貼り付けている。
3540編成が芝山鉄道所属になってからヘッドマークが掲出されるのは初めてのことで、芝山鉄道全体としても2002年10月の芝山鉄道線開業時に3600形に掲出した記念ヘッドマーク以来2例目のものとなる。なお、3500形更新車にヘッドマークが掲出されるのもきわめて稀なことで、2007年9月に実施された「柴又宵まつり」ヘッドマーク以来実に15年ぶりの事例となっている。
関連記事
芝山鉄道3500形 赤と緑の「芝鉄カラー」に変更
赤と緑の「芝鉄カラー」が約8年半ぶりに復活! 芝山鉄道は今年の10月に開業から20周年を迎える。そんな節目の年に、赤と緑の「芝鉄カラー」の電車が蘇った。京成から芝山鉄道にリースされている3500形...
芝山鉄道3500形 広告なしの状態で運用中
芝山鉄道3500形に異変。芝山鉄道所属の3500形3540編成が、3月末より広告なしの状態で走っている。2013年4月より芝山鉄道所属になった3540編成は、同年5月より成田国際空港による...
芝山鉄道3500形に「SR」ロゴステッカーを貼付
芝山鉄道3500形に小変化。7月末より、芝山鉄道所属の3500形3540編成が前面に同社のロゴである「SR」を貼り付けて運用に入っている。この「SR」ロゴは先代の所属車両である3600形...
四直の異端車たち 4 - 芝山鉄道3500形
東京都交通局、京成電鉄(芝山鉄道)、京急電鉄、北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)の様々な車両が入り乱れ、百花繚乱の直通運転を行っている"四直"。その中でも、唯一無二の形態を持つ車両たちが我々を...
芝山鉄道3500形 重検出場
4年に1度の一大イベントである。3月27日、芝山鉄道3500形の重要部検査に伴う試運転が八千代台〜芝山千代田間で実施された。3540編成が入場したのは3月上旬のこと。平日朝の宗吾参道〜芝山千代田...
最新記事
北総線 西白井駅で『ウマ娘 プリティーダービー』特別装飾を実施
「ウマ娘」たちが北総線西白井駅を駆ける。北総鉄道では、10月中旬より西白井駅において『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』の特別装飾を実施している。『ウマ娘』とは、株式会社Cygames...
「都営フェスタ2024 in浅草線」開催
5年ぶりの祭典。11月30日、東京都交通局馬込車両検修場で車両基地公開イベント「都営フェスタ2024 in浅草線」が開催された。三田線の志村車両検修場と交互で概ね2年に1度に開催されるイベント...
京成電鉄 モーニングライナー・イブニングライナーの特急料金を改定
京成線、モーニングライナーとイブニングライナーを実質値上げ。11月23日、京成電鉄では京成本線で運行している座席指定制の特急列車モーニングライナーとイブニングライナーの特急料金の改定を実施した...
四直珍列車研究 136 - 平日 720T
唯一、かつ初めての羽田空港行。京成線や北総線、都営浅草線では、23日にダイヤ修正が実施される。ダイヤ修正前日の記事として、今回も消えてしまう珍列車を取り上げてみよう。平日720Tレ特急羽田空港行...
京成線 2024年11月23日ダイヤ修正
京成電鉄では、11月23日にダイヤ修正を行う。今回のダイヤ修正について、プレスリリースや15日発売の京成時刻表Vol.33などで明らかになっている情報を基に、その内容を見てみよう。本稿では...